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ブラジル宇宙局

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関連情報

分類:宇宙開発機関

名称:ブラジル宇宙局/Agência Espacial Brasileira(AEB)
国名:ブラジル連邦共和国
本部所在地:ブラジリア
設立年月日:1994年2月10日

ブラジルの宇宙開発計画活動は、1961年~1993年までブラジル空軍が担当していました。1961年8月に「宇宙活動に関する国家委員会構成グループ(GOCNAE)」が設置され、1971年にブラジル国立宇宙研究所(INPE)と改称されました。これと並行してブラジル宇宙活動委員会(COBAE)が組織されており、1990年10月にブラジル空軍のCTA(航空宇宙技術センター)があったサンパウロ近郊のサンジョゼ・ドス・カンポスに本部が置かれました。そして1994年2月10日、ブラジル科学技術省の下にブラジル宇宙局(AEB)が創設されました。

現在、2005-2014国家宇宙活動計画(PNAE)を進めており、INPEとともに衛星および打ち上げロケットの国産化や地球観測を主とする宇宙利用の実用化を推進しています。

2006年3月30日~4月8日にブラジル空軍パイロットであるマルコス・ポンテスがロシアのソユーズに搭乗し、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在。ブラジル人初(およびポルトガル語ネイティブ話者として初)の宇宙飛行士となりました。

INPEはブラジル空軍が管理するアルカンタラ射場を拠点とし、全段固体の3段式使い切り型ロケットで低軌道に380kgの打ち上げ能力を持つ独自設計のロケットVLS-1を開発しています。1997年11月2日、国産の打ち上げロケットVLSによるSCD-2A国産衛星の打ち上げを初めて実施しましたが失敗に終わり、中南米地域随一の宇宙開発機関の実力を示す機会を失いました。その後2003年、VLS-1ロケット3号機の打ち上げ準備中に爆発事故が発生し、21人の死者を出しました。現在はウクライナと共同でアルカンタラ射場からツィクロン4型ロケットの打ち上げを目指しています。最初の衛星は東京大学のNano-JASMINを予定しています。ロシアやイスラエルなどもアルカンタラ射場からの打ち上げに参入する計画を持っています。

中国とは地球資源探査衛星CBERSを3機打ち上げる等の協力活動を行っています。また、アメリカをはじめとして、ウクライナ、イスラエル、アルゼンチン、中国との協力関係を結んでいます。

年間予算は2009年度で約3億4,300万米ドルです。

1.どのような組織になっているの?
ブラジル科学技術省の下の機関です。ブラジル国立宇宙研究所(INPE)とともに衛星および打ち上げロケットの国産化や地球観測を主とする宇宙利用の実用化を推進しています。

2.地図上ではどの辺にあるの?
ブラジリアに本部があります。

3.これまでに行った宇宙計画とこれから予定している計画にはどんなものがあるの?
初の国産衛星は1993年2月9日にペガサスXLブースタにより打ち上げられたSCD-1で、アマゾンの熱帯雨林を観測するための環境データ収集衛星でした。2番目が国産ランチャーVLSでの打ち上げに失敗したSCD-2Aで、1998年10月23日には、アメリカのペガサスHランチャーによりSCD-2衛星が打ち上げられています。このほか国産のリモートセンシング衛星SSR-1、中国と共同開発する地球資源探査衛星CBERSなどを打ち上げています。

4.これまでに開発したロケットで代表的なものは?
衛星打ち上げ用のVLS(Veiculo Lancador de Satelite)の開発を進めていましたが2回連続打ち上げ失敗で中断しています。

5.ロケットはどこで打ち上げるの?
アルカンタラ発射施設があります。

6.予算はどれくらいなの?
年間予算は2009年度で約3億4,300万米ドルです。