アンテナ銀河Post to TwitterFacebook Share

約6,300万光年かなたで、2つの渦巻き状の銀河が衝突

アンテナ銀河は、地球から約6,300万光年離れた、南天の星座である「からす座」の方向にある、2つの渦巻き状の銀河が衝突してできたものです。衝突したときに間ガスの密度が高まって、無数の新しい団が生まれたものと、推測されています。
地上からの観測では、この銀河の、2本の長いアンテナのような腕が伸びている様子しかとらえることができませんでしたが、地球を回っているハッブル宇宙望遠鏡が、その衝突の様子を鮮明にとらえました。

渦巻き状に並んだ明るく青い

1996年1月にハッブル宇宙望遠鏡の高性能カメラが撮影した画像によると、その中心部がくっきりと拡大され、華麗な衝突の様子をはっきりと目にすることができます。また画像を分析したところ、衝突によって生まれたが集まってできた団が1,000以上あることがわかりました。
NASAによれば、私たちの太陽系がある銀河系にも、アンドロメダ銀河が近づきつつあるそうですが、衝突は50億年以上も先のことだといわれています。

ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた「アンテナ銀河(NGC4038/4039)」(左)とその中心部(右)
ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた「アンテナ銀河(NGC4038/4039)」(左)とその中心部(右)