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さいだん座

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関連情報

分類:星座/神話

名称:さいだん座(祭壇座)
学名:Ara
小分類:南半球
構成する主な星雲、星団、恒星:NGC6397(球状星団)
神話の主な登場人物:-
日本で観測できる時期:日本からはほとんど見えない
見ごろの季節:夏(20時正中は8月上旬)

古代ギリシャ時代にすでにあった星座で、いけにえを捧げる神殿の祭壇を表しています。南半球の天の川の上にあり、4角形を折り曲げたような複雑な形をしています。おまけに星と星の間がやや離れているので、形を見つけるのは難しいかもしれません。本州では、夏に地平線ぎりぎりにその一部が見えるだけですので、よく見るためには奄美大島や沖縄へ行く必要があるでしょう。

1.見つけ方のポイント
よく見るためには南半球に行く必要があります。南半球の冬(日本の夏)の南の空で、さそり座のしっぽの南、みなみのさんかく座との間に、4角形を2つに折り曲げたような複雑な形の星の並びが見つかります。それがさいだん座ですが、天の川の上にあり、付近の星が多いこともあり、星座の形を見つけるのは難しいでしょう。

2.神話の内容について
さいだん座は、いけにえを捧げる祭壇をかたどったものだといわれます。神話とは関係ありません。古い星座で、紀元前3世紀頃の、古代ギリシャの詩人アラトスの星座詩の中にも出てきます。また、ギリシャの船乗りたちには、航海中の暴風雨を予知する星としても知られていました。

3.同じ時期に見える星座について
夏の南の空に昇る星座ですので、その時期の星座と一緒に見えます。まず、北にはさそり座へびつかい座、西にはケンタウルス座おおかみ座、東にはいて座みなみのかんむり座を見ることができます。また、南には日本ではなじみが薄いですが、みなみのさんかく座ふうちょう座などを見ることができるでしょう。

4.主要都市での観測について
九州以北では南の地平線すれすれに、星座の一部が見えるだけです。沖縄や奄美諸島へ行けば、星座の全体を見ることができます。

※参考文献:「星座クラブ」沼澤茂美著(誠文堂新光社)、「星のポケットブック」(誠文堂新光社)、「星座天体観測図鑑」藤井旭著(成美堂出版)、「星座・夜空の四季」小学館の学習百科図鑑、「星座博物館・春」、「同・夏」、「同・秋」、「同・冬」、「同・星座旅行」瀬川昌男著(ぎょうせい)、「星空ガイド」沼澤茂美、脇屋奈々代著(ナツメ社)