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アレスI

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分類:ロケット

NASA提供
NASA提供

名称:アレスI(ARES I)
開発機関・会社:アメリカ航空宇宙局(NASA)
運用機関・会社:アメリカ航空宇宙局(NASA)
打ち上げ国名・機関:アメリカ/アメリカ航空宇宙局(NASA)
打ち上げ場所:NASAケネディ宇宙センター

アメリカは2020年までに、アポロ計画以来の有人月探査を行うことを目指しています。2011年にスペースシャトルが引退した後、国際宇宙ステーションへの宇宙飛行士や物資の輸送、将来計画されている有人月探査火星探査には、開発中の新しい有人宇宙船「オリオン」が使われます。この「オリオン」を打ち上げるロケットが、アレスI(ARES I)です。

アレスIは2段式のロケットで、第1段は固体ロケット、第2段は液体酸素・液体水素の液体ロケットで構成されています。第1段はスペースシャトルが使用している固体ロケットブースタ(SRB)を使っています。スペースシャトルには4基つけられていますが、アレスIには5基つけられ、増強されています。第2段には、アポロ計画で使われた「サターンV」ロケットの第2段と第3段に使用されたJ-2Sエンジンの改良型の、「J-2X」エンジンを搭載しています。

2004年から開発が始まり、2015年の有人宇宙船「オリオン」の就航に向けて、開発が進められています。

2009年10月28日(アメリカ時間)には、試験機「アレスI-X」がケネディ宇宙センター39B発射台から打ち上げられました。第1段による弾道飛行の試験で、打ち上げはおおむね成功しました。

1.どんな形をして、どんな性能を持っているの?
先端に有人宇宙船「オリオン」と緊急脱出用ロケットを搭載した際の全長は約99m、下部の方が細く、ロケットとしては変わった形をしています。国際宇宙ステーションの軌道に、25トン打ち上げる能力を持っています。

2.この他に、同じシリーズでどんな機種があるの?
アメリカは、2020年までに宇宙飛行士による月探査を計画し、さらに火星への有人探査を目指しています。そのため、カブセル型の有人宇宙船「オリオン」、「オリオン」を打ち上げるためのロケット「アレスI」、「オリオン」とドッキングする月着陸船、月着陸船アルタイル(アルテア、Altair)を打ち上げる大型ロケット「アレスV」といった、新しい宇宙船や、ロケットの開発をすすめています。

「アレスV」は月や火星への飛行を可能にする運搬用の力持ちのロケットで、アメリカの次世代ロケットです。全長は約116mで、1段目は液体水素・液体酸素を推進剤に使うRS-68エンジン5基を使い、両脇には延長型の固体ロケットブースタが2本ついています。
2段目はアレスIと同じJ-2Xエンジンを使います。地球周回低軌道に約188トン、月までなら71トンの重量を運ぶことが可能なロケットです。