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イタリア宇宙機関

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関連情報

分類:宇宙開発機関

名称:イタリア宇宙機関/Italian Space Agency/Agenzia Spaziale Italiana(ASI)
国名:イタリア共和国
本部所在地:ローマ
設立年月日:1988年

イタリアの宇宙活動を促進・調整・実施するために1988年に設立されたイタリア宇宙機関(ASI)は、大学科学技術研究省(MURST)の監督下の機関であり、宇宙技術分野での各種団体や首相府と協力して活動します。1964年にサンマルコ衛星をアメリカのロケットにより打ち上げたイタリアは、欧州でも早くから宇宙開発事業に取り組んできた国の1つであり、1975年の欧州宇宙機関(ESA)設立以来、欧州宇宙活動の主要国の1つです。

ASIの本部はローマにあります。イタリア南部マテーラには1983年に開設された宇宙測地センター(ASI-CGS)があり、主に宇宙測地学・地球力学、リモートセンシング、宇宙オートメーション・ロボット工学の3分野でデータ分析や科学研究プロジェクトを進めています。トラーパニ・ミロには成層圏気象観測気球基地が、ケニア沿岸マリンディにはサンマルコ射場(Luigi Broglio宇宙センター)があります。スタッフは組織全体で約250人程度です。

イタリアの宇宙関連政策は、ASIが3年ごとに作成する国家宇宙計画(PSN)に基づいて決定されます。2006~2008年計画の予算は総額23億6,345万ユーロ、うち2008年度予算は8億4,267万ユーロです。また、2009年度ESA拠出金は3億6,953万ユーロ(加盟国中10.29%、フランス、ドイツに次いで第3位)です。

イタリアは、ESAの多くの科学探査ミッション、先端データ中継技術衛星アルテミス、ARTES-3、ガリレオ計画などの通信、航行測位システムプロジェクトに参加しています。これまで通信衛星イタルサット、テザー衛星システム(TSS)、ラゲオス測地衛星、X線天文衛星SAXなどの開発のほか、最近では気候変動ミッションのためのKosmo-SkyMed地球観測衛星システム群を開発しています。有人活動では、古くはスペースシャトル用スペースラブ開発から続く国際宇宙ステーション(ISS)の建設、利用、宇宙飛行士の派遣を行っています。ISSESAモジュール、コロンバス軌道上研究室の開発では大きな役割を担いました。
またNASAとの合意に基づき、多目的補給モジュール(MPLM)を3ユニット製造しました。ラファエロ・レオナルド・ドナテロと命名され、スペースシャトルに搭載されて実験装置等の輸送を繰り返し行う容器の役目を果たしています。このうちレオナルドは2010年の打ち上げ後地上に回収せず、そのままISSの恒久多目的モジュール(PMM)となる予定です。

ESAが開発中の小型衛星打ち上げロケットであるベガロケットの開発においては、中心的な役割を果たしています。

アメリカ(NASA)、ロシア(RKA)、カナダ(CSA)、中国、インド(ISRO)、日本、アルゼンチン(CONAE)、ケニア、イスラエルおよびマレーシア等と国際協力を進めています。

1.どのような組織になっているの?
ASIは、イタリアの宇宙活動を促進・調整・実施するために1988年に設立されました。大学科学技術研究省(MURST)の監督下の機関であり、宇宙技術分野での各種団体や首相府と協力して活動します。

2.地図上ではどの辺にあるの?
ASIの本部はローマにあります。イタリア南部マテーラには1983年に開設された宇宙測地センター(ASI-CGS)があり、主に宇宙測地学・地球力学、リモートセンシング、宇宙オートメーション・ロボット工学の3分野でデータ分析や科学研究プロジェクトを進めています。トラーパニ・ミロには成層圏気象観測気球基地が、ケニア沿岸マリンディにはサンマルコ射場(Luigi Broglio宇宙センター)があります。スタッフは組織全体で約250人程度です。

ASIの宇宙測地センター
ASIの宇宙測地センター

3.これまでに行った宇宙計画とこれから予定している計画にはどんなものがあるの?
イタリアは、ESAの多くの科学探査ミッション、先端データ中継技術衛星アルテミス、ARTES-3、ガリレオ計画などの通信、航行測位システムプロジェクトに参加しています。これまで通信衛星イタルサット、テザー衛星システム(TSS)、ラゲオス測地衛星、X線天文衛星SAXなどの開発のほか、最近では気候変動ミッションのためのKosmo-SkyMed地球観測衛星システム群を開発しています。有人活動では、古くはスペースシャトル用スペースラブ開発から続く国際宇宙ステーション(ISS)の建設、利用、宇宙飛行士の派遣を行っています。

地球観測衛星「SPOT4」(右)とデータ中継をする「アルテミス」(左)
地球観測衛星「SPOT4」(右)とデータ中継をする「アルテミス」(左)

4.これまでに開発したロケットで代表的なものは?
ESAが開発中の小型衛星打ち上げロケットであるベガロケットの開発において、中心的な役割を果たしています。

5.ロケットはどこで打ち上げるの?
ベガロケットは、フランス領ギアナのギアナ宇宙センター(CSG)から打ち上げられる予定です。

6.これまでに開発した宇宙ステーションで代表的なものは?
国際宇宙ステーション(ISS)の建設、利用、宇宙飛行士の派遣を行っています。ISSESAモジュール、コロンバス軌道上研究室の開発では大きな役割を担いました。またNASAとの合意に基づき、多目的補給モジュール(MPLM)を3ユニット製造しました。ラファエロ・レオナルド・ドナテロと命名され、スペースシャトルに搭載されて実験装置等の輸送を繰り返し行う容器の役目を果たしています。このうちレオナルドは2010年の打ち上げ後地上に回収せず、そのままISSの恒久多目的モジュール(PMM)となる予定です。

7.予算はどれくらいなの?
2008年度予算は8億4,267万ユーロです。2009年度ESA拠出金は3億6,953万ユーロ(加盟国中10.29%、フランス、ドイツに次いで第3位)です。