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りゅうこつ座

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関連情報

分類:星座/神話

名称:りゅうこつ座(竜骨座)
学名:Carina
小分類:南半球
構成する主な星雲、星団、恒星:カノープス(アルファ星)/ミアプラキドゥス(ベータ星)/アスピディスケ(イオタ星)/NGC3372(イータカリーナ星雲散光星雲)/NGC3532(散開星団)/IC2602(散開星団)/NGC3114(散開星団)
神話の主な登場人物:アイソン/イアソン/ペリアド/アイエテス/メディア
日本で観測できる時期:2月~3月の約2ヵ月間
見ごろの季節:冬(20時正中は3月下旬)

りゅうこつ座は、北の端には全天でシリウスに次いで明るい星カノープスをもち、南は南十字星までつながる大きな星座です。この星座は天の川が南天でも一番美しい場所にあり、光る雲が3つに分かれた美しい散光星雲イータカリーナ星雲をはじめ、いくつもの星団を持っています。また、カノープスは冬季に水平線低く見えるため、天の南極にある星と考えられ、古くから親しまれてきました。

1.見つけ方のポイント
日本からは見えにくい星座ですが、冬の2月から3月頃、南に低く輝く1等星カノープスが目印です。九州までは、ほとんどカノープスしか見えません。しかし南の土地なら、カノープスから南十字星の近くまで延びる、星の並びをたどっていけば見つかるでしょう。形は分かりづらいですが、船の底をひっくり返したような姿とされています。

2.神話の内容について
イオルコスの王アイソンの息子イアソンは、叔父ペリアドに国を乗っ取られます。成長したイアソンは、国を返すよう求めますが、逆にペリアドに、黒海の奥のコルキス王国の王が持つ、金色の羊の皮を持ってくるよう要求されます。イアソンは巨船アルゴ号を建設し、50人の勇者を乗せて船出をしました。航海は苦難の連続でしたが、無事にコルキス王国へ到着。しかしコルキス王アイエテスは、イアソンらに難題を持ちかけました。イアソンは王女メディアの助言で、難題を解き、金色の羊の毛皮を持ち帰ることに成功しました。その後イアソンは、叔父ペリアドを倒して王となりました。このアルゴ船を星座にした「アルゴ座」の、竜骨(船の背骨にあたる)の部分を独立させたのがりゅうこつ座です。
また、りゅうこつ座のアルファ星カノープスは、中国では「南極老人星」と呼ばれ、南の果てにあって、人の寿命をつかさどる寿老人の星だとされています。

3.同じ時期に見える星座について
りゅうこつ座は、日本では南の地平線上すれすれにその一部が見える星座で、日本では見えにくいでしょう。もともとアルゴ座の一部でしたので、北のらしんばん座とも座、東のほ座と一緒に見えます。また北には、おおいぬ座こいぬ座いっかくじゅう座があり、西には、うさぎ座はと座、東にはうみへび座ポンプ座などもあります。

4.主要都市での観測について
東京、大阪などでは、2月から3月にかけて、南の水平線上にカノープスが見えることがあります。ただ、全体像は沖縄でも見えないので、もっと南の土地へ行く必要があります。

※参考文献:「星座クラブ」沼澤茂美著(誠文堂新光社)、「星のポケットブック」(誠文堂新光社)、「星座天体観測図鑑」藤井旭著(成美堂出版)、「星座・夜空の四季」小学館の学習百科図鑑、「星座博物館・春」、「同・夏」、「同・秋」、「同・冬」、「同・星座旅行」瀬川昌男著(ぎょうせい)、「星空ガイド」沼澤茂美、脇屋奈々代著(ナツメ社)