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嫦娥(じょうが)計画

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嫦娥(じょうが、中国語読みでは「チャンア」)計画は、中国が進める月探査計画で、「周」、「落」、「還」の三段階で月探査を進めようという計画です。具体的には2007年に嫦娥1号で月の周りを周回、次に2012年に嫦娥2号で月に着陸しローバーをおろす、そして2017年に嫦娥3号で月からサンプルを持ち帰るという計画です。嫦娥とは古代中国の神話の登場人物で、月にすむ美しい女神のことです。
中国は月探査で、月面のエネルギー資源の分布調査やその利用、鉱物資源の分布調査、及びその利用 、月面特有の環境(高真空、磁場が存在しないこと、安定した地質、低重力、無汚染)の利用 、(将来の)月面基地の場所の選定 をめざしています。
嫦娥1号は長征3号ロケットで打ち上げられ、高度200kmの月周回軌道を1年間にわたって周回し、科学的な探査を行う計画です。月面の立体画像の撮影、月面の地形や構造の把握、クレーターの密度や分布、大きさや形などの調査、月の進化の初期段階の調査、月の構造の進化の調査、 月面の元素の量及び分布の調査(アルミニウム、カルシウムなどを含めた14種類の元素)、月の表土(レゴリス)の厚さの調査(ヘリウム3の存在量の確認) 、月の環境の調査(高エネルギー粒子、低エネルギー粒子)の存在量 などを調べる予定になっています。
これらの科学探査を達成するために、嫦娥1号にはCCDカメラ、マルチスペクトルカメラ、レーザ高度計、ガンマ線スペクトロメータ、エックス線スペクトロメータ、マイクロ波サウンダー、高エネルギー粒子検出器、低エネルギー粒子計測器などが搭載されるようです。
中国の有人宇宙飛行プログラムの関係者は、中国が2022年までに有人飛行船の月面着陸を実現できるとの見方を示しています。