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オリオン大星雲

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オリオン大星雲」は太陽系同様、銀河系の「オリオン腕」の中にある

私たちの銀河系は直径10万光年におよぶ星の集団で、2,000億個もの星が平たい渦巻き状に分布しています。私たちの地球が所属する太陽系は、銀河系の中でも「オリオン腕」と呼ばれる渦巻きの部分に位置しています。オリオン大星雲は、太陽系と同じく銀河系オリオン腕の中にある星雲の1つです。
地球からの距離は約1,500光年で、直径30光年ほどに広がっています。

冬の星座の代表。オリオン座の中心に見えるオリオン大星雲。
冬の星座の代表。オリオン座の中心に見えるオリオン大星雲。

地球の近くで活発な活動を続けているオリオン大星雲

このオリオン大星雲は活発な星形成領域として知られ、また、地球から比較的近いところにあり、小口径の望遠鏡でもその美しい姿をとらえることができます。そのため、以前からさかんに観測がおこなわれてきた星雲です。そしてハッブル宇宙望遠鏡も、何度となくこの星雲の観測をおこない、生まれたばかりでまだ不安定な星や、200万歳ぐらいの幼年期の星、さまざまな段階の若い星々を7,000個以上も発見しました。これらの星々は、その光と熱でガスとチリの雲を少しずつ浸食しながら、オリオン星雲を美しく輝かせ、複雑にその姿を変化させているのです。

ハッブル宇宙望遠鏡がとらえたオリオン星雲(M42)の中心部。直径約30光年の星雲ですが、ここには2.5光年の範囲が写っています。
ハッブル宇宙望遠鏡がとらえたオリオン星雲(M42)の中心部。直径約30光年の星雲ですが、ここには2.5光年の範囲が写っています。