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からす座

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関連情報

分類:星座/神話

名称:からす座(烏座)
学名:Corvus
小分類:北半球
構成する主な星雲、星団、恒星:デルタ星(2重星)
神話の主な登場人物:−
日本で観測できる時期:3月~7月の約5ヵ月間
見ごろの季節:春(20時正中は5月下旬)

うみへび座の北に、3等星が4個かたまって、小さな台形を作っているのがからす座です。比較的見つけやすい星座で、西洋では紀元前1900年くらいからあり、日本でもその形から「帆かけ星」などと呼ばれていました。また、北斗七星からうしかい座おとめ座に延びる「春の大曲線」の終点にあたる星座で、小さいながら春の夜空でもポピュラーな存在だといえるでしょう。

1.見つけ方のポイント
見つけるには「春の大曲線」をたどっていくと良いでしょう。「春の大曲線」は北斗七星の柄のカーブをそのまま延ばした曲線で、うしかい座アルクトゥルスおとめ座のスピカを通っていきます。さらにスピカから曲線を延ばしていくと、からす座に行き当たります。からす座は4個の3等星が小さな台形に配置された星座で、簡単にそれと分かります。

2.神話の内容について
日本では、帆かけ船の形に見立てて「ほかけ星」などと呼ばれていました。西洋でも、からす座の上の2個の星を伸ばすと、おとめ座のスピカにつながるので、「スピカのスパンカー」と呼ばれていました。「スパンカー」とは帆船の帆のことをいいます。

3.同じ時期に見える星座について
からす座は、南に長く伸びるうみへび座に乗った格好の星座です。西を見るとコップ座ろくぶんぎ座が同じようにうみへび座に乗っているのが見えるでしょう。また北には、春の星座を代表するおとめ座うしかい座しし座りょうけん座などを見ることができます。また日本からは見えませんが、からす座の南には、南十字星が輝いています。

4.主要都市での観測について
日本全国で観測することができます。

※参考文献:「星座クラブ」沼澤茂美著(誠文堂新光社)、「星のポケットブック」(誠文堂新光社)、「星座天体観測図鑑」藤井旭著(成美堂出版)、「星座・夜空の四季」小学館の学習百科図鑑、「星座博物館・春」、「同・夏」、「同・秋」、「同・冬」、「同・星座旅行」瀬川昌男著(ぎょうせい)、「星空ガイド」沼澤茂美、脇屋奈々代著(ナツメ社)