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こども宇宙ニュース (2007-02-16) 日本食も届けます。国際宇宙ステーションへの荷物便HTV

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地上の高度400km上空に、建設が進む国際宇宙ステーション。常に3人の宇宙飛行士達がくらしています。約1年後には日本実験棟「きぼう」が3回にわけて、組み立てられ、2008年度中には、若田光一宇宙飛行士が約3ヶ月間の長期滞在をすることが決まりました。宇宙で長くくらすと、食料や水などが足りなくなり、実験道具も必要になります。そこで、日本は宇宙に荷物を運ぶ補給機(ほきゅうき)、HTVの開発を行っています。

▲2006年12月の国際宇宙ステーション。これからヨーロッパや日本の実験棟がドッキングして、さらに大きくなります。2009年頃から6人の宇宙飛行士がくらし始める予定です。
▲2006年12月の国際宇宙ステーション。これからヨーロッパや日本の実験棟がドッキングして、さらに大きくなります。2009年頃から6人の宇宙飛行士がくらし始める予定です。
▲2000年に2回目の宇宙飛行を行ったときの若田光一宇宙飛行士。「今度は国際宇宙ステーションにくらすことになるので、美味しい日本食を食べたいです。」
▲2000年に2回目の宇宙飛行を行ったときの若田光一宇宙飛行士。「今度は国際宇宙ステーションにくらすことになるので、美味しい日本食を食べたいです。」

日本が今、開発を行っているHTVは、種子島宇宙センターから打ち上げられます。地上の監視を受けながら無人で飛行して、自動的に国際宇宙ステーションに近づきます。約10m下に接近すると、国際宇宙ステーションのロボットアームがつかみ、ドッキングさせます。

▲HTVは種子島宇宙センターから、H-IIBロケットで打ち上げられます。ロケットの先端にあるのが、HTVです(想像図)。
▲HTVは種子島宇宙センターから、H-IIBロケットで打ち上げられます。ロケットの先端にあるのが、HTVです(想像図)。
▲HTVはロケットから分離し、国際宇宙ステーションに接近していきます。(想像図)これまで、宇宙ステーションにはロシアのロケットやアメリカのスペースシャトルが荷物を運んでいましたが、日本も自分の宇宙船で荷物が届けられるようになります。
▲HTVはロケットから分離し、国際宇宙ステーションに接近していきます。(想像図)これまで、宇宙ステーションにはロシアのロケットやアメリカのスペースシャトルが荷物を運んでいましたが、日本も自分の宇宙船で荷物が届けられるようになります。

HTVは約6トンの荷物を運ぶことができます。引っ越しなどでよく2トントラックを使いますが、トラック約3台分ですね。食料や水、衣類など生活に必要な物、国際宇宙ステーションのバッテリーや実験装置を運びます。国際宇宙ステーションにドッキングして荷物を送り届けた後は、使い終わった装置や不用品などを積んで、大気圏(たいきけん)で燃やします。

▲国際宇宙ステーションにドッキングしたHTV(想像図)。右上に日の丸がついているのが、日本実験棟「きぼう」です。HTVは年に1~2回、宇宙に荷物を運ぶ予定です。
▲国際宇宙ステーションにドッキングしたHTV(想像図)。右上に日の丸がついているのが、日本実験棟「きぼう」です。HTVは年に1~2回、宇宙に荷物を運ぶ予定です。
▲HTVは大きく4つの部分に分かれます。一番左側が宇宙にドッキングするところで、宇宙飛行士が入ってきて作業ができる部屋。左から二つ目の部屋にも荷物を積みますが、人は入ることはできません。長さ約10m、直径約4.4mです。
▲HTVは大きく4つの部分に分かれます。一番左側が宇宙にドッキングするところで、宇宙飛行士が入ってきて作業ができる部屋。左から二つ目の部屋にも荷物を積みますが、人は入ることはできません。長さ約10m、直径約4.4mです。

国際宇宙ステーション補給機HTVは2008年度の飛行を目標に開発を進めています。おいしい宇宙日本食をたくさん宇宙飛行士たちに届けてくれることでしょう。

▲2006年6月に公開された、HTV試験機。人とくらべると大きさがわかりますね。
▲2006年6月に公開された、HTV試験機。人とくらべると大きさがわかりますね。