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こども宇宙ニュース (2008-03-14) こども宇宙ニュース 宇宙に「日本の家」ができた!

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国際宇宙ステーションに、ついに日本の実験室「きぼう」が取りつけられました。
きぼう」は日本が初めて作った、宇宙で人がくらすことのできる施設。3回に分けてスペースシャトルで打ち上げられますが、その第一便目である「きぼう」の船内保管室が2008年3月11日(日本時間)、土井隆雄宇宙飛行士と共にスペースシャトルエンデバー号で打ち上げられました。

飛行4日目の3月14日、土井宇宙飛行士スペースシャトルの貨物室からロボットアームで「きぼう」船内保管室を取り出し、約1時間半かけて国際宇宙ステーションに取りつけ作業を行いました。そして翌日の3月15日午前10時23分、「きぼう」保管室のハッチ(ドア)が明けられ、土井飛行士は宇宙にできた初めての「日本の家」に入ったのです。

「きぼう」の船内保管室で記念撮影。このへやは、倉庫のような部屋で実験ラックや実験装置などを入れておきます。日本の国旗が飾られています。(NASA提供)
「きぼう」の船内保管室で記念撮影。このへやは、倉庫のような部屋で実験ラックや実験装置などを入れておきます。日本の国旗が飾られています。(NASA提供)

きぼう」船内保管室を取りつけた後も、土井飛行士は次のスペースシャトルで運んでくる「きぼう」船内実験室の取り付けがスムーズに進むように、準備の作業を毎日行いました。また、仕事の合間には、宇宙飛行士の仲間たちと日本食パーティーを行いました。

今回、土井飛行士は、焼き鳥(ちゃんと串にさしてあります)、いなりずし、お好み焼き、天ぷらそばなどを持っていったそうです。中でも「焼き鳥」が宇宙飛行士の間で大好評だったとか。「無重力ではおはしを使うのが地上ではかんたん。つかみ損ねても下に落ちたりしないから」と土井飛行士は話しています。

宇宙食パーティーのようす(NASA提供)
宇宙食パーティーのようす(NASA提供)
宇宙でブーメランも飛ばしてみました。ちゃんと元に戻ってきたそうです。(NASA提供)
宇宙でブーメランも飛ばしてみました。ちゃんと元に戻ってきたそうです。(NASA提供)

6月1日には、「きぼう」船内実験室が打ち上げられる予定で、星出彰彦宇宙飛行士がロボットアームで取りつけ作業を行います。無事に取りつけられると、「きぼう」は国際宇宙ステーションで一番大きな家になる予定です。また大きいだけでなく、綺麗で中が静かで住み心地がいいと、世界の宇宙飛行士達に人気だそうです。行ってみたいですね。

「きぼう」船内保管室を取りつけた後の国際宇宙ステーション。写真の上のほうで銀色に光っている円筒形のものが船内保管室です。(NASA提供)
「きぼう」船内保管室を取りつけた後の国際宇宙ステーション。写真の上のほうで銀色に光っている円筒形のものが船内保管室です。(NASA提供)