JAXA | 宇宙情報センター SPACE INFORMATION CENTER

メニュー

メニュー

こども宇宙ニュース(2008-07-15)宇宙ステーション最大の部屋「きぼう」オープン

シェア

関連情報

国際宇宙ステーションは完成を目ざして、どんどん大きくなっています。
6月1日(日本時間)には、スペースシャトルに日本実験棟「きぼう」の船内実験室を積んで打ち上げられました。船内実験室は大型バス1台分がすっぽり入るほどの大きさで、国際宇宙ステーションにあるロシアやアメリカ、ヨーロッパの部屋より広く、最大です。
6月4日、星出彰彦飛行士がロボットアームで「きぼう」をスペースシャトルの貨物室からそっとつかんで、国際宇宙ステーションに取りつけました。
そして翌日の6月5日朝、星出飛行士は、「きぼう」とかかれた暖簾を入り口に掲げて、「きぼう」の中に泳ぐように入りました。国際宇宙ステーションにいた宇宙飛行士達も次々に「きぼう」の中に入り、まるで体育館の中のように、回転したり踊ったり、広い空間を楽しんでいました。

きぼう船内実験室を、ロボットアームでとりつける星出彰彦宇宙飛行士(左)。(NASA提供)
きぼう船内実験室を、ロボットアームでとりつける星出彰彦宇宙飛行士(左)。(NASA提供)
入り口には日本語で「きぼう」と書かれた暖簾がかけられました。(NASA提供)
入り口には日本語で「きぼう」と書かれた暖簾がかけられました。(NASA提供)

きぼう」の目的は、宇宙で様々な実験を行ったり観測を行ったりすることです。そのために星出飛行士達は、からっぽだった空間に、どんどん実験装置などを運びこみ、実験室を作っていきました。また、茨城県つくば市にある筑波宇宙センターには「きぼう」の温度や空気のデータが送られ、宇宙飛行士が安全に仕事ができる状態かどうか、常に管制官達が見守っています。「きぼう」の中で行われる実験はすべて、筑波宇宙センターが指示することになっているのです。

筑波宇宙センターの「きぼう」運用管制室。24時間365日「きぼう」を見守ります。
筑波宇宙センターの「きぼう」運用管制室。24時間365日「きぼう」を見守ります。
「きぼう」に実験設備を運びこんでいるところ。(NASA提供)
「きぼう」に実験設備を運びこんでいるところ。(NASA提供)

きぼう」の船内実験室には2つの窓があり、宇宙飛行士達に大人気だそうです。星出飛行士は、この窓の近くに寝袋を持っていって、眠る前のひととき、飽きずに地球を眺めていたそうです。8月からはいよいよ、「きぼう」で宇宙実験が始まります。また、2009年には「きぼう」の船外で実験できる装置をとりつけます。宇宙ステーションは時々、夜や明け方の空を通るのを肉眼で見ることができます。木星ぐらいの明るさでゆっくり夜空を横切ります。ぜひ一度見てみてくださいね。

実験室の状態になった「きぼう」。(NASA提供)
実験室の状態になった「きぼう」。(NASA提供)
2008年6月半ばの国際宇宙ステーション。手前の右側が「きぼう」です。(NASA提供)
2008年6月半ばの国際宇宙ステーション。手前の右側が「きぼう」です。(NASA提供)

ISS国際宇宙ステーション)を見よう。