JAXA | 宇宙情報センター SPACE INFORMATION CENTER

メニュー

メニュー

こども宇宙ニュース (2008-12-26) 国際宇宙ステーションのくらし

シェア

関連情報

国際宇宙ステーションは今も地球の約400km上空を飛び、宇宙飛行士がくらしています。いったい、どんな生活をしているのでしょうか?

宇宙飛行士たちは朝6時に起きて夜9時半に寝ます。仕事は約8時間で、2時間筋力トレーニングをします。週休二日制で土曜日は宇宙ステーションの掃除をし、日曜日はフリータイム。意外に規則正しい生活ですよね?

実は、国際宇宙ステーションの時間のサイクルは地上と違います。90分で地球の周りを一周してしまうので、45分ごとに日の出と日の入りがやってきます。そこで地球上の時間の基準である世界時(グリニッジ標準時)に合わせて生活しているのです。たとえ窓の外が明るくても、眠る時間になったら、電気を消してアイマスクをして眠ります。

宇宙食は今、300種類ぐらいのメニューがあり、さらに増え続けています。日本食も正式メニューに加えられるようになりました。ラーメンやカレー、さばの味噌煮、ようかんやお吸い物もあります。調理は大きく3種類。そのまま食べるか、フリーズドライにお湯を加えて温めるか、レトルト食品や缶詰をオーブンで温めるか。ロシア実験室にある木製テーブルは、テーブルのふたをあければ缶詰を温めるオーブンがついているし、テーブル脇にはお湯を注ぐ注ぎ口があります。宇宙では味が薄く感じられるので、調味料で好みの味にします。塩やこしょうは飛び散るといけないので液体になっています。しょうゆやわさび、マヨネーズなどの調味料が用意されています。

宇宙での食事の準備をしているところ。ロシア実験室の調理テーブル。(NASA提供)
宇宙での食事の準備をしているところ。ロシア実験室の調理テーブル。(NASA提供)

食事の次に気になるのはトイレですね。宇宙ステーショントイレは水洗ではなく、掃除機のように空気で吸引します。オシッコは掃除機のホースのようなものをあてて吸い込み、ウンチの場合は身体が便器からうかないように、レバーでしっかり固定し吸引します。使い終わったら必ず綺麗に掃除して、匂いがもれないように便器のふたをします。

宇宙ステーションのトイレ。下に便器が見える。黄色い受け口がついているホースがオシッコ用。(NASA提供)
宇宙ステーションのトイレ。下に便器が見える。黄色い受け口がついているホースがオシッコ用。(NASA提供)

お風呂やシャワーはありませんが、湿度が低いので運動するとき以外、それほど汗はかかないそうです。スポンジに石けんを含ませて身体をふいています。

寝るときは、個室に。個室は自分だけのスペースなので家族の写真や手紙をはって好きなように飾ることができます。寝袋に入って好きな音楽を聞いたり、家族にメールを送ったり眠る前のひとときを過ごします。

宇宙ステーションは今、大型バス3台分ほどの広さがあり、もうじき6人がくらすことができます。日本人飛行士が次々に国際宇宙ステーションでくらす予定なので、生活の様子を宇宙から注目してみてください。

宇宙でのクリスマス。宇宙ではけっこう行事を大切にしている。(NASA提供)
宇宙でのクリスマス。宇宙ではけっこう行事を大切にしている。(NASA提供)