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こども宇宙ニュース (2011-03-16) 宇宙への貨物便「こうのとり」2号機、国際宇宙ステーションにドッキング

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みなさんの家には、時々トラックで荷物が届きますよね。宇宙飛行士が数ヶ月間暮らして仕事をする国際宇宙ステーションでも、宇宙で仕事をするための実験装置や部品、また生活に必要な日用品や食料などを、貨物便で運びます。日本が打ち上げる無人の貨物船は「こうのとり」と呼ばれ、2011年1月22日に2号機が種子島宇宙センターから打ち上げられました。
 
こうのとり」2号機は約5日間かけて徐々に国際宇宙ステーションに近づき、1月27日午後8時41分に宇宙飛行士が操作するロボットアームでつかみ、その後、国際宇宙ステーションに結合しました。秒速約8kmもの高速で飛行する宇宙鉛通しが速度を合わせて安全にドッキングするのはとても難しい技術が必要ですが、茨城県つくば市の管制室から管制官達が見事にコントロールし、今回も見事に成功したのです。

国際宇宙ステーションに結合された、「こうのとり」2号機(2011年2月1日)(画像提供:JAXA/NASA)
国際宇宙ステーションに結合された、「こうのとり」2号機(2011年2月1日)(画像提供:JAXA/NASA)

今回、「こうのとり」2号機は5.3トンの荷物を宇宙に運びました。日本以外にもロシアやヨーロッパも貨物船があります。でも「こうのとり」には他国の貨物船にない、大きな特徴があります。一つは、トラックの荷台のように宇宙空間に晒された荷物の収納場所があり、宇宙空間で使うバッテリーなどの荷物を運べることです。もう一つの荷物の収納場所は、空気が入っていますが、ここも国際宇宙ステーションとの運搬口が大きく、大型の実験装置を運べます。つまり、運べる荷物の種類が多いのです。

スペースシャトルは2011年中に引退する予定ですが、そうなると大きな荷物が運べる「こうのとり」が担う役割は、ますます大きくなると期待されています。

こちらは、宇宙空間にさらされた場所。トラックの荷台にあたる。ロボットアームで荷物の出し入れをする。(画像提供:JAXA/NASA)
こちらは、宇宙空間にさらされた場所。トラックの荷台にあたる。ロボットアームで荷物の出し入れをする。(画像提供:JAXA/NASA)
こちらは、宇宙空間に晒された場所。トラックの荷台にあたる。ロボットアームで荷物の出し入れをする。(画像提供:JAXA/NASA)
こちらは、宇宙空間に晒された場所。トラックの荷台にあたる。ロボットアームで荷物の出し入れをする。(画像提供:JAXA/NASA)

2011年2月末、国際宇宙ステーションには各国の宇宙船が勢揃いする予定です。日本の貨物船「こうのとり」、アメリカのスペースシャトル、ロシアの貨物船プログレス、ヨーロッパの貨物船「ヨハネス・ケプラー」。これだけの宇宙船が大集合するのは初めてです。ぜひ記念写真を見たいですね。

各国の宇宙船が大集合したときの宇宙ステーション(想像図)。スペースシャトルの右上、赤い矢印が「こうのとり」。(画像提供:NASA)
各国の宇宙船が大集合したときの宇宙ステーション(想像図)。スペースシャトルの右上、赤い矢印が「こうのとり」。(画像提供:NASA)