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こども宇宙ニュース (2011-03-29)古川聡宇宙飛行士、国際宇宙ステーション滞在へ

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2011年5月末、宇宙飛行士古川聡さんがロシアのソユーズロケットに乗って、国際宇宙ステーションに向けて飛び立ちます。古川さんは若田光一宇宙飛行士野口聡一宇宙飛行士に続いて、国際宇宙ステーションに約6ヶ月間、くらしながら様々な実験を行う予定です。古川飛行士は宇宙飛行士に選ばれる前は、お医者さんとして活躍していました。専門は消化器外科です。1999年2月に選ばれて、十年以上訓練を続けてようやく宇宙に飛び出すことができるのです。

古川聡宇宙飛行士。ソユーズ宇宙船の打ち上げの時に着る宇宙服を着て。小さい頃はウルトラセブンが大好きでした。(画像提供:JAXA/GCTC )
古川聡宇宙飛行士。ソユーズ宇宙船の打ち上げの時に着る宇宙服を着て。小さい頃はウルトラセブンが大好きでした。(画像提供:JAXA/GCTC )

これまで、国際宇宙ステーションに滞在した若田飛行士も野口飛行士も技術者でしたが、古川飛行士は医師。科学者として「きぼう」日本実験棟で医学実験などの実験を数多く手がけます。

たとえば、宇宙で聴診器で心臓音を測ったり、心電計や脳波計で電図や脳波を測り、そのデータを宇宙のカルテに保存するという実験を行います。宇宙飛行士も地上の研究者もカルテを見ることができ、宇宙飛行士が自分の体調管理に役立てることができます。

また、子ども達から募集した「宇宙医学にチャレンジ!」などの実験を行う予定です。

JAXA筑波宇宙センターで実験の訓練を行う古川飛行士
JAXA筑波宇宙センターで実験の訓練を行う古川飛行士

国際宇宙ステーションでは3人から6人の宇宙飛行士が実験だけでなく、機器の修理やメンテナンス、トイレ掃除や部屋の掃除など、生活したり仕事をしたりするためのあらゆる仕事をする必要があります。古川飛行士もこうした訓練を受けています。

特に打ち上げと帰還の時に乗る、ロシアのソユーズロケットのフライトエンジニアという資格を厳しい訓練を受けて取りました。もし船長に何かあったときは古川飛行士が船長に替わって操縦するという重要な役割です。

3月11日に起こった東北関東大震災の後、記者会見した古川飛行士は「宇宙では、自分の担当する科学実験をしっかり行い、宇宙から地球の写真を撮り皆さんにお見せして、できることを積み重ねて、地震にあった方達の力になれれば」と話しました。