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こども宇宙ニュース (2013-06-25) 小惑星に人工クレーターを作る!「はやぶさ2」を応援しよう

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2010年6月13日に約7年間の宇宙の旅から帰還した小惑星探査機「はやぶさ」は、小惑星イトカワから砂を持ち帰りました。ほんのわずかな量の砂から太陽系初期の手がかりが得られると日本や世界の研究者によって分析が進められています。そして今、「はやぶさ」に続く「はやぶさ2」プロジェクトが進められています。

はやぶさ2」も小惑星から物質を持ち帰ることを目標にしています。大きく異なる点が2つあります。一つは目標とする小惑星の種類が異なることです。「はやぶさ」が探査した小惑星イトカワはS型と呼ばれる、岩石質の小惑星です。一方、「はやぶさ2」が目指すのはC型と呼ばれる小惑星で、岩石質ですが表面には有機物や水をS型より多く含んでいます。候補となる小惑星小惑星1999JU3で、大きさは約920m。球に近い形をしています。

はやぶさ2」が「はやぶさ」と大きく異なるもう一つの点は衝突装置を積んでいることです。小惑星1999JU3の上空で「はやぶさ2」から衝突装置を切り離し、「はやぶさ2」は小惑星の影に隠れます。その後衝突体が小惑星にぶつかり、直径数mのクレーターを作る予定です。その後、「はやぶさ2」が接近し、観測。さらに着陸して物質をとる予定です。

衝突装置を分離する「はやぶさ2」のイメージ(画像提供:池下章裕)
衝突装置を分離する「はやぶさ2」のイメージ(画像提供:池下章裕)

小惑星の表面だけでなく、太陽系ができた頃の状態をそのまま留めた内部の物質をとり、地上に持ち帰ってくわしく調べようという、チャレンジングなミッションです。「はやぶさ2」は2014年の打ち上げを予定しています。2018年に小惑星に到着し、観測やサンプル採取を行った後、人工クレーターを作ります。地球への帰還は2020年の予定です。

2012年12月に公開された「はやぶさ2」
2012年12月に公開された「はやぶさ2」

はやぶさ2」に名前やメッセージを搭載できるキャンペーンが行われています。あなたの名前を小惑星に届けたり、「はやぶさ2」に名前や寄せ書きを載せ、一緒にタイムトラベルができたりします。締め切りは2013年7月16日(火)です。ぜひ応募して「はやぶさ2」の旅を応援しましょう!

「星の王子さまに会いにいきませんか ミリオンキャンペーン2