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カナダ宇宙庁

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関連情報

分類:宇宙開発機関

名称:カナダ宇宙庁/Canadian Space Agency(CSA)/l'Agence spatiale canadienne(ASC)
国名:カナダ
本部所在地:モントリオール
設立年月日:1989年3月

カナダは1962年、アメリカのソー・アジェナBロケットを利用してNASAが製作した人工衛星アルエット1号をカナダの衛星として打ち上げました。これは、旧ソ連、アメリカ、イギリスに次世界で4番目に人工衛星を打ち上げた国となりました。

カナダ宇宙庁(CSA)はカナダ産業省の監督下にある組織で、宇宙開発技術の発展・応用を行う世界の先導的組織となることを目標として、1989年に設立されました。本部はケベック州モントリオールにあります。オンタリオ州オタワにあるデビッド・フロリダ研究所(DFL)はCSAが管理する主な施設の1つで、ロケット打ち上げや宇宙飛行の際に生じる高温、高気圧の環境を再現できる施設が整っており、衛星の組み立てや実験はここで行われています。

カナダ宇宙庁
カナダ宇宙庁

組織の規模は比較的小さく、正規の職員は635人で、他には臨時職員やインターンシップの学生などが170人程度いるだけで、その大半は本部を兼ねた宇宙機試験センターでもあるジョン・H・チャップマン宇宙センターに所属しています。

CSAは宇宙飛行士、宇宙技術、宇宙科学、宇宙プログラムおよび宇宙運用の5本の柱で活動を進めています。カナダでは航空宇宙産業が占める経済的割合が大きく、国家歳入のうち12億カナダドルは航空宇宙産業からの収入です(1999年現在)。

カナダは自国にロケット射場を持たないこともあり、主にNASAESAなどと協力して技術や人材で宇宙開発に貢献しています。カナダによる技術的な貢献として特筆すべきは、カナダアームとも呼ばれるスペースシャトルのロボットアームと、国際宇宙ステーション(ISS)カナダアーム2であり、これらによって様々な場面で効率的な有人活動による作業が可能となりました。

スペースシャトルのロボットアーム(NASA提供)
スペースシャトルのロボットアーム(NASA提供)

2005-2006年予算は2億8,800万加ドルです。欧州宇宙機関(ESA)にも協力国として参加しており、2008年度ESA拠出金は2,000万ユーロ(加盟国中0.66%で13位)です。