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ドーン

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分類:惑星探査

画像提供:Background- William K. Hartmann, Courtesy of UCLA; image- NASA/MCREL
画像提供:Background- William K. Hartmann, Courtesy of UCLA; image- NASA/MCREL

名称:ドーン/Dawn
小分類:小惑星準惑星探査
開発機関・会社:アメリカ航空宇宙局NASA)、ジェット推進研究所(JPL)
運用機関・会社:アメリカ航空宇宙局NASA)、ジェット推進研究所(JPL)
打ち上げ年月日:2007年9月27日
打ち上げ国名・機関:アメリカ合衆国
打ち上げロケットデルタII
打ち上げ場所:ケープカナベラル空軍基地

「ドーン」は、NASAディスカバリー計画のひとつであり、火星木星の間にある小惑星帯に属する2つの天体、小惑星ベスタと準惑星ケレスを周回探査することを目的としています。

小惑星帯には数多くの小天体が存在しており、これらの小天体は、太陽系初期の状態を比較的よく留めていると考えられています。よってこれらの小天体を詳細に調べることにより、太陽系初期の状態を知る上での重要な知見が得られると考えられています。特にこの「ドーン」の場合は、同一の探査機で、特性が大きく異なる2つの天体をそれぞれ周回探査する計画です。2つの天体の探査結果を比較することにより、大きな成果がもたらされることが期待されています。

ドーンとは「夜明け」という意味です。「ドーン」の旅は太陽系の夜明けに迫るための旅なのです。

1.どんな形をして、どんな性能を持っているの?
本体は約1.6m×1.3m×1.8mの直方体で、打ち上げ時の質量は約1200kg。太陽電池パドルの端から端までは約20m。惑星間航行用エンジンとしてイオンエンジンを採用しています。

観測装置としては、フレーミングカメラ(同一仕様のものを2台)、ガンマ線・中性子分光計(GRaND)、可視光・赤外線マッピング分光計(VIR)を備えています。これらの観測装置により、地表の地形図および組成図の生成を行います。

また、探査機の動きから重力を割り出し、重力場の測定も行います。

2.どんな目的に使用されるの?
小惑星ベスタおよび準惑星ケレスとランデブーし、それぞれの周回軌道から詳細な観測を実施します。

3.宇宙でどんなことをし、今はどうなってるの?
2011年7月15日に小惑星ベスタの周回軌道に乗り、約1年にわたって詳細な測を行いました。2012年9月にベスタを離れ、次の目標である準惑星ケレスに向かって飛行中です。

4.打ち上げ・飛行の順序はどうなってるの?
「ドーン」は、2007年9月27日にデルタIIロケットにより打ち上げられました。2009年2月には火星スイングバイにより加速と軌道変更を行い、最初の目的地である小惑星ベスタへ向かう軌道に乗りました。

2011年7月15日には、小惑星ベスタの周回軌道に乗り、約1年間観測を続けました。2012年9月4日にベスタ周回軌道から離脱し、2013年3月現在、次の目的地である準惑星ケレスに向かって飛行中です。

ケレスへの到着が2015年2月の予定であり、以後ケレスの周回軌道から観測を続け、2015年7月に主任務を完了させる予定です。

「ドーン」が2011年7月24日に撮影したベスタ。高度5200kmのところから撮影。(画像提供:NASA/JPL-Caltech/UCLA/MPS/DLR/IDA)
「ドーン」が2011年7月24日に撮影したベスタ。高度5200kmのところから撮影。(画像提供:NASA/JPL-Caltech/UCLA/MPS/DLR/IDA)