JAXA | 宇宙情報センター SPACE INFORMATION CENTER

メニュー

メニュー

スペースシャトルでの実験

シェア

関連情報

1981年4月のスペースシャトルの初飛行を皮切りに、1980年代、1990年代は定常的なスペースシャトルの打ち上げにより、これまでよりはるかに多くの微小重力実験の機会ができ、さまざまな分野の実験が行われるようになりました。スペースシャトルの軌道上での時間はおおよそ2週間ですが、宇宙飛行士が直接それらの実験などを行うため、これまでの無人での遠隔実験ではできなかった現場での瞬時の対応や経過の精密な観察などができるようになりました。また、これら宇宙飛行士による微小重力実験は、常に地上の専門ががサポートしながら進めていけるということも特徴の一つです。

宇宙飛行士による宇宙での微小重力実験はスペースシャトルが初めてではなく、1973年にNASAスカイラブ宇宙ステーションが実施された際に日本も材料実験のテーマを提案、実施しました。そして、このような宇宙実験の有効性を確認し、その後の宇宙環境利用に弾みがつきました。

日本におけるスペースシャトルを利用した微小重力実験は、1992年の国際微小重力実験室(IML)に参加して「有機結晶成長実験」のテーマ等を提案・実施し、また、同年9月には毛利宇宙飛行士が搭乗した「第一次材料実験計画」により、材料実験関係34テーマ、ライフサイエンス実験関係29テーマを実施して、日本における本格的な宇宙実験の第一歩を踏み出しました。

これ以降、1994年には向井宇宙飛行士が搭乗して12テーマの実験を行った第二次国際微小重力実験室(IML-2)、1997年の第一次微小重力科学実験室(MSL-1)など多くの宇宙実験計画に積極的に参加してきました。

スペースラブ内で実験中の毛利宇宙飛行士(STS-47)
スペースラブ内で実験中の毛利宇宙飛行士(STS-47)