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ふたご座

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双子兄弟の頭にある2つ並んだ明るい星が目印

日本では冬の代表的な星座です。こいぬ座の上にほとんど同じくらいの明るさで2つ並んでいる星が、ふたご座のアルファ星カストルと、ベータ星ポルックスです。カストルは1.6等で、距離は50光年。2.0等と2.9等の緑がかった白色の2つの星からなっています。オレンジ色のポルックスは1.1等で、距離は35光年。表面温度は5,000℃くらい。この2つの星を先頭に2列に3等星と4等星がとびとびに天の川まで連なっています。日本では、めがね星、きんぼし・ぎんぼし様などたくさんの名前がつけられています。

仲のよい双子の兄弟ポルックスとカストルの物語

スパルタの王妃レダの美しさにひかれたゼウスは、白鳥に姿を変えて、レダのもとに通っていました。そして、レダはゼウスとの間にポルックスを、夫との間にカストルを産みました。仲のよい2人がともに立派な勇士に成長したある日、もう一組の双子の兄弟と乱闘になり、カストルは相手の槍で突き刺され、瀕死の重傷を負いました。それを見たポルックスは、父ゼウスのもとに行き、自分も死なせてほしいと切願しました。ゼウスは、「おまえは神の子として生まれ、兄は人間の子として生まれた。もし彼を助け、彼と同じ運命をたどろうとするのなら、生涯の半分は彼とともに天で、半分は地下で暮らさなければいけない。」と話しました。ポルックスはその道を選び、兄弟は天界と黄泉の国を1日おきに暮らすことになったといいます。