JAXA | 宇宙情報センター SPACE INFORMATION CENTER

メニュー

メニュー

コンプトン

シェア

関連情報

分類:人工衛星

名称:コンプトン/GRO(The Compton Gamma Ray Observatory)
小分類:科学衛星
開発機関・会社:アメリカ航空宇宙局(NASA)
運用機関・会社:アメリカ航空宇宙局(NASA)
打ち上げ年月日:1991年4月7日
打ち上げ国名・機関:アメリカ/アメリカ航空宇宙局(NASA)
打ち上げロケット:スペースシャトル
打ち上げ場所:ケープカナベラル空軍基地
国際標識番号:1991027B

1991年4月5日に打ち上げられたスペースシャトル(アトランティス)STS-37から、4月7日に放出された天文衛星が、コンプトン(GRO)です。宇宙にさまざまな強度で分布するガンマ線源を観測することにより、天体観測をはじめとする包括的な観察を行うことが目的です。この天文衛星は、10万〜3百億MeVまでのガンマ線エネルギーを測定することのできる、4つの測定機(BATSE、OSSE、COMPTEL、EGRET)を搭載しています。ガンマ線観測の天文衛星としては、1972年にSAS-II(アメリカ)、1975年にCOS-B(ヨーロッパ)などが打ち上げられましたが、それらと併せて、これまでに多くのガンマ線源の天体を発見しています。またGROは、ハッブル宇宙望遠鏡(1990年打ち上げ)に次ぐ、本格的な宇宙天文台でもあります。これまで知られていなかった、宇宙における高エネルギー現象を解明する手段として期待されています。

1.どんな形をして、どんな性能を持っているの?
GRO本体の大きさは、全長7.7m×全幅5.5m×全高4.6m、放出時の重量は15,620kgです。全長21.5mの太陽電池パネルや、3,980ワットのDC電源を搭載しています。機体制御の方式は、3軸制御方式です。

2.どんな目的に使用されるの?
天文衛星GRO(ガンマ線宇宙天文台)は、宇宙にさまざまな強度で分布するガンマ線を検出して、天体観測をはじめとする包括的な観測を行うため、スペースシャトルSTS-37から放出されました。宇宙における高エネルギー現象を解明する手段として期待されています。

3.宇宙でどんなことをし、今はどうなっているの?
BATSEによる、ガンマ線バースト(短時間に大量のガンマ線が降り注ぐ現象)の観測、EGRET(ガンマ線望遠鏡。重量1,830kg、測定可能なガンマ線の帯域は20MeV〜30GeV)による天体観測などが行なわれています。

4.どのように地球を回るの?
近地点高度437km、遠地点高度462km、公転周期93.5分、軌道傾斜角28.4度の軌道です。