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つる座

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分類:星座/神話

名称:つる座(鶴座)
学名:Grus
小分類:南半球
構成する主な星雲、星団、恒星:アル・ナイル(アルファ星)/アル・ダナブ(ガンマ星)
神話の主な登場人物:−
日本で観測できる時期:10月~11月の約2ヵ月間
見ごろの季節:秋(20時正中は10月下旬)

鳥の「鶴」を表した星座です。南の星座で、日本では10月頃に南の空低く、星座の一部が地平線上に現われます。2等星が2個、3等星が1個あり、明るい星座なのですが、九州より北では地平線すれすれにしか見えないので、きれいに見るためには沖縄などに行ったほうが良いでしょう。

1.見つけ方のポイント
つる座は、10月の夜9時頃に、南の空低くに見えます。見つけるときは、みなみのうお座の1等星フォーマルハウトから、ずっと南(下)の方へ目を移してみましょう。2等星を交点においた、ちょっと曲がった十字が見つかります。それがつる座です。南半球では見つかりやすい星座ですが、日本では地平線すれすれに半分しか姿を現さないので、見つけにくいでしょう。

2.神話の内容について
神話とは関係がなく、鳥の鶴を模したものです。1603年に、ドイツの天文学者ヨハン・バイエルが発表した星図に描かれたのが最初だといわれています。しかし、バイエルより1世紀ほど前に、オランダの船乗りテオドルスが紹介したのが最初だという説もあります。また、この星座とは直接関係ありませんが、古代エジプトでは鶴は天文学者のシンボルだったそうです。

3.同じ時期に見える星座について
秋の南天にある星座です。北には、みなみのうお座やぎ座が見え、また東にはほうおう座やろ座、エリダヌス座などが見えます。また日本からは見えにくいですが、西にはけんびきょう座インディアン座、南にはきょしちょう座を一緒に見ることができます。

4.主要都市での観測について
東京以北では、つる座の一部が地平線の下に隠れて見えません。また、地平線低く見える星座は大気のため光が弱くなりますので、九州以北では見にくいと思われます。全体をよく見るには、沖縄などに行ったほうが良いでしょう。

※参考文献:「星座クラブ」沼澤茂美著(誠文堂新光社)、「星のポケットブック」(誠文堂新光社)、「星座天体観測図鑑」藤井旭著(成美堂出版)、「星座・夜空の四季」小学館の学習百科図鑑、「星座博物館・春」、「同・夏」、「同・秋」、「同・冬」、「同・星座旅行」瀬川昌男著(ぎょうせい)、「星空ガイド」沼澤茂美、脇屋奈々代著(ナツメ社)