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ハーモニー

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国際宇宙ステーションの各国の実験棟のつなぐかなめ

国際宇宙ステーションのモジュールをつなぐ接続部分です。長さ約6.1m、直径約4.3m、重量は約13,508kgの円筒形で、前後、左右、上下の6か所にモジュールをつなぐ共通結合機構がついています。国際宇宙ステーションを正面から見たときにまん中に位置し、右側に日本実験棟「きぼう」の船内実験室、左側にヨーロッパ実験棟「コロンバス」、後ろ側にアメリカ実験棟「デスティニー」をつなぎ、それぞれを結ぶ通路になっています。物資を補給するために地球から打ち上げられる多目的補給モジュール(MPLM)や、日本の宇宙ステーション補給機「こうのとり」HTV)も、「ハーモニー」共通結合機構にドッキングします。

国際宇宙ステーション組立フライト10A(スペースシャトルミッションSTS-120)で、2007年10月24日(日本時間)にスペースシャトルディスカバリー号」によって打ち上げられました。「ハーモニー」はヨーロッパ宇宙機関(ESA)がアメリカ航空宇宙局NASA)に対して、スペースシャトルでヨーロッパ実験棟「コロンバス」を打ち上げてもらう代わりに開発したもので、所有権はNASAにあります。

「ハーモニー」には8台の国際標準実験ラックを設置することができ、4台のラックには、日本実験棟「きぼう」とヨーロッパ実験棟「コロンバス」に電力を供給する直流変圧器が置かれています。残りは国際宇宙ステーションに長期滞在する宇宙飛行士の個室が設置され、宇宙飛行士の居住区域にもなっています。2009年3月から6月まで第18次・第19次・第20次長期滞在クルーとして国際宇宙ステーションに滞在していた若田光一宇宙飛行士は、「ハーモニー」に設置された個室を使っていました。

2007年10月、国際宇宙ステーションの「カナダアーム2」で、スペースシャトル・ディスカバリー号の貨物室から取り出されて国際宇宙ステーションに運ばれる「ハーモニー」(画像提供:NASA)
2007年10月、国際宇宙ステーションの「カナダアーム2」で、スペースシャトル・ディスカバリー号の貨物室から取り出されて国際宇宙ステーションに運ばれる「ハーモニー」(画像提供:NASA)
2009年6月、「ハーモニー」の内部で作業を行う、国際宇宙ステーション第20次長期滞在クルーのマイケル・バラット宇宙飛行士と若田光一宇宙飛行士(画像提供:NASA)
2009年6月、「ハーモニー」の内部で作業を行う、国際宇宙ステーション第20次長期滞在クルーのマイケル・バラット宇宙飛行士と若田光一宇宙飛行士(画像提供:NASA)