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ホイヘンス

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土星の衛星タイタンに着陸した「ホイヘンス」

土星探査機「カッシーニ」は、スイング・バイ航法を利用し、土星までの35億kmという距離を旅して、2004年7月1日に土星周回軌道に到達しました。カッシーニは、土星の周回軌道を約4年間まわって大気の組成、温度、輪や衛星を詳しく観測します。また、カッシーニに搭載していた着陸機「ホイヘンス」を土星の衛星タイタンに降下させ、タイタンの観測も行なっています。ホイヘンスは、欧州宇宙機関(ESA)が製作した探査機で、円盤状の形をしています。

カッシーニに搭載されていた着陸機「ホイヘンス」
カッシーニに搭載されていた着陸機「ホイヘンス」

カッシーニに搭載されていた着陸機「ホイヘンス」衛星タイタンの観測で大きな活躍

着陸機「ホイヘンス」の名前は、土星最大の衛星タイタンと、それまで土星の「耳」と思われていたものは薄い輪だったという画期的な事実を発見したオランダの科学者クリスチャン・ホイヘンスの名前にちなんでつけられたものです。
この着陸機「ホイヘンス」は、2004年12月に探査機本体から切り離され、2005年1月14日、タイタンへパラシュートを使って降下しながら、濃密な窒素の大気や、タイタンの表面のようすなどを観測しました。
タイタンの地表には石が散在していて、川のような地形や海岸線も見られました。
ホイヘンスの着陸によって、タイタンの地形形成にメタンが大きな役割を果たしていたことが裏づけられました。また、ホイヘンスがタイタンで録音した音も公開されました。

ホイヘンスが観測したタイタンの地表の様子
ホイヘンスが観測したタイタンの地表の様子