JAXA | 宇宙情報センター SPACE INFORMATION CENTER

メニュー

メニュー

いぶき

シェア

関連情報

分類:人工衛星

名称:温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」/GOSAT(Greenhouse Gases Observing Satellite)
小分類:地球観測衛星
開発機関・会社:宇宙航空研究開発機構JAXA)/環境省/国立環境研究所
運用機関・会社:宇宙航空研究開発機構JAXA
打ち上げ年月日:2009年1月23日
打ち上げ国名・機関:日本/宇宙航空研究開発機構JAXA
打ち上げロケットH-IIA
打ち上げ場所:種子島宇宙センターTNSC

温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」は、宇宙から温室効果ガスの濃度分布を正確に観測する、世界初の人工衛星で、温暖化を防止するための国際的な取り組みに貢献することを目的としています。JAXAと環境省が共同開発したプロジェクトで、JAXAは衛星と観測センサの開発を行い、環境省は主に「いぶき」が取得したデータの利用を担当しています。重さは約1,750kgで、高度666kmの太陽同期準回帰軌道を飛行しています。
近年、ますます進んでいると言われる地球温暖化は、人間の活動によって大気中に排出された二酸化炭素やメタンなどの温室効果ガスが主な原因と考えられています。温暖化は異常気象をもたらすなど、地球上の生命に大きな影響を及ぼすことが予測されます。そこで1997年、第3回気候変動枠組条約締約国会議(COP3)で「京都議定書」が採択され、先進国が二酸化炭素等の排出量を削減することが義務づけられました。
「いぶき」は地球から放射される赤外線を観測し、詳しく分析することによって大気中の温室効果ガスの濃度を算出します。約100分で地球を1周しながら、地球のほぼ全域にわたって測定を行っています。また同じ地点のデータを3日に1度観測するので、地上や航空機のデータに比べて圧倒的に数多くの地点(約56,000点)からのデータを、高い頻度で取得しています。1つのセンサで世界中を観測しているので、同じ物差しで世界中の温室効果ガスの増減を比較することができます。得られたデータは世界の科学者たちに配布されます。

また、後継機の温室効果ガス観測技術衛星2号「GOSAT-2」の開発も進められています。
GOSAT-2は、JAXAと環境省(MOE)、国立環境研究所(NIES)の3機関による共同プロジェクトで、「いぶき」よりより高精度な観測センサを搭載し、さらなる温室効果ガスの観測精度向上を目指しています。

2016/12/28更新