JAXA | 宇宙情報センター SPACE INFORMATION CENTER

メニュー

メニュー

ロバート・D・カバナ

シェア

関連情報

分類:宇宙飛行士

名前::ロバート・D・カバナ(Robert D.Cabana)
性別:男
国名:アメリカ
生年月日:1949年1月23日(ミネソタ州ミネアポリス)
所属機関:アメリカ航空宇宙局(NASA)
飛行実績:スペースシャトル計画(STS-41/ディスカバリー号)(STS-53/ディスカバリー号)(STS-65/コロンビア号)(STS-88/エンデバー号)

カバナは4回の宇宙飛行を経験し、そのうち2回は船長を務めたベテラン宇宙飛行士です。彼は1971年にアメリカ海軍アカデミーの数学科を卒業後、1972年にフロリダで海軍飛行将校訓練を完了、日本の岩国基地などの飛行部隊でパイロットとしての任務にあたりました。1981年にはアメリカ海軍テストパイロット学校を卒業して、海軍のA-6飛行機などのテストパイロットを務めています。
宇宙飛行士に選ばれたのは1985年6月で、1986年7月に基礎訓練を終了しています。その後ジョンソン宇宙センター(JSC)で地上勤務にあたり、宇宙船操縦部門の副部長や、スペースシャトルの地上局の交信担当(CAPCOM)を歴任しました。1998年12月までは、3年間宇宙飛行士事務所の所長にもなっています。
普段の彼は3人の子どもの父親で、ジョギングやサイクリング、ソフトボールなどを趣味にしています。

1.同じロケット、衛星に乗った宇宙飛行士はいるの?
STS-41(ディスカバリー号、1990年10月6日打ち上げ)では、リチャード・N・リチャーズ、ウィリアム・M・シェパード、ブルース・E・メルニック、トーマス・D・エーカーズと同乗しました。
STS-53(ディスカバリー号、1992年12月2日打ち上げ)では、デビッド・M・ウォーカー、グイオン・S・ブルフォード、ジェームス・S・ヴォス、マイケル・R・クリフォードと同乗しました。
STS-65(コロンビア号、1994年7月8日打ち上げ)では、ジェームス・ドナルド・ハルセル Jr.、リチャード・J・ヒーブ、ドナルド・A・トーマス、カール・E・ウォルツリロイ・チャオ、そして日本の向井千秋さんと同乗しました。
STS-88(エンデバー号、1998年12月4日打ち上げ)では、フレデリック・W・スターコウ、ナンシー・ジェーン・キュリー、ジェリー・L・ロス、ジェームス・H・ニューマン、セルゲイ・K・クリカレフと同乗しました。

2.宇宙でどのようなことをおこない、どんなことに成功しているの?
STS-41(ディスカバリー号)では、4年かけて木星へ向かう惑星間探査丘ユリシーズ」の発射に成功しています。その他に、地球大気に含まれるオゾンの分布図を作る「シャトル太陽後方撹乱紫外線調査装置(SSBUV)」の実験や、宇宙空間での固体燃焼実験「宇宙の火」、微重力下での植物の生育状態を調べる実験などが行われました。カバナはパイロットとしてシャトル操縦を担当しました。
STS-53(ディスカバリー号)では、アメリカ国防総省の機密貨物「DOD-1」が搭載され、宇宙空間での軍事演習・実験が行われました。カバナはパイロットとしてシャトル操縦を担当しました。
STS-65(コロンビア号)では、2回目の国際微小重力実験室(IML-2)ミッションが行われました。IML-2では、微小重力下でのライフサイエンスや材料の合成など関する80もの実験が行われています。カバナは船長(コマンダー)として、乗員の指揮にあたっています。
STS-88(エンデバー号)では、国際宇宙ステーションの初めての組立て作業が行われ、乗組員2人が計3回の船外活動(EVA)で、アメリカとロシアがそれぞれ製作した宇宙ステーションの各ブロックを繋ぎあわせました。その他にもアメリカ空軍の衛星「マイティサット1号」やアルゼンチン初の衛星「SAC-A」が宇宙空間の射出されています。カバナは船長(コマンダー)として、乗員の指揮にあたりました。

3.どれくらいの時間、宇宙を飛んでいるの?
STS-41(ディスカバリー号、1990年10月6日打ち上げ)では4日と2時間9分、STS-53(ディスカバリー号、1992年12月2日打ち上げ)では7日と7時間、STS-65(コロンビア号、1994年7月8日打ち上げ)では14日と17時間55分、STS-88(エンデバー号、1998年12月4日打ち上げ)では11日と19時間18分、宇宙に滞在しています。