JAXA | 宇宙情報センター SPACE INFORMATION CENTER

メニュー

メニュー

チトフ、ゲルマン・S

シェア

関連情報

分類:宇宙飛行士

名前:チトフ、ゲルマン・S/ゲルマン・S・チトフ(Titov,Gherman Stepanovich)
性別:男
国名:ソ連
生年月日:1935年9月11日
没年月日:2000年9月20日
所属宇宙機関:ソビエト連邦空軍
飛行実績:ボストーク宇宙船(ボストーク2号/A-1)

ゲルマン・チトフは、ガガーリンに続いて、空軍のパイロットから宇宙飛行士になりました。ソ連ではすでに1961年4月に、ガガーリンを乗せたボストーク1号の、打ち上げに成功していました。一方、アメリカでは同年5月にフリーダム7(マーキュリー3号)、7月にリバティ・ベル7(マーキュリー4号)で有人の弾道飛行を成功させており、1962年2月にはジョン・グレン飛行士により、フレンドシップ7(マーキュリー6号)がアメリカ初の人間軌道飛行を成し遂げました。このようなアメリカの宇宙飛行計画に対抗し、ソ連の宇宙開発の期待がかかった人工衛星ボストーク2号にゲルマン・チトフ少佐が搭乗し、バイコヌール宇宙基地からA−1ロケットにより1961年8月6日に打ち上げられました。そして地球周回軌道に乗ったあと、約1日間回り続けて翌日帰還しました。チトフは初めて無重力宇宙空間で1日生活した宇宙飛行士となりました。

1.同じロケット、衛星に乗った宇宙飛行士はいるの?
単独飛行でしたので、いません。

2.宇宙でどのようなことをおこない、どんなことに成功しているの?
ゲルマン・チトフ少佐の乗った人工衛星ボストーク2号は、1961年8月6日、カザフのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられ、地球周回軌道に入りました。軌道を17周する間、宇宙空間で得られた情報を定期的に無線で地球に伝え、軌道から観察できる地球の写真撮影をおこない、チューブの宇宙食をとりました。しかし、飛行の後半では宇宙酔い(船酔いのような激しい吐き気)に悩まされ、その克服が新たな課題となりました。そして、25時間18分後に、ボストーク2号はカプスーチン・ヤル試射場の北方の草原に着陸したのです。この飛行は、ほぼ1日、宇宙空間にとどまることで、人間が宇宙空間で生活できる可能性を示しました。

3.どれくらいの時間、宇宙を飛んでいるの?
ボストーク2号の全飛行時間は、25時間18分でした。

※参考文献:バズ・オルドリン+マルカム・マコネル/鈴木健次ほか訳「地球から来た男」角川選書、宇宙開発事業団・編「新版宇宙飛行士になるための本」同文書陰ケネス・W・ガトランドほか/佐貫亦男・日本語版監修「世界の宇宙開発」旺文社、「20世紀西洋人名事典」日外アソシエーツ