分類:宇宙飛行


名称:マーキュリー4号/リバティ・ベル7(Mercury 4 /Liberty Bell 7)
小分類:マーキュリー計画
打ち上げ国名・機関:アメリカ/アメリカ航空宇宙局(NASA)
打ち上げ年月日:1961年7月21日
帰還年月日:1961年7月21日
打ち上げロケット:レッドストーン
宇宙飛行士:バージル・イワン(ガス)・グリソム
飛行時間:15分37秒

マーキュリー4号は、マーキュリー3号に続いてアメリカで2番目の「弾道飛行」に成功しました。ロケットを打ち上げて宇宙空間に達したあと、軌道には乗らないで、すぐに地球へ戻ってくるのが弾道飛行です。乗組員のバージル・グリソムは、ユーリ・ガガーリンアラン・シェパードに続いて世界で3人目の宇宙飛行士になります。
飛行計画は予定どおりにうまくいき、マーキュリー4号は、マーキュリー3号のときとほぼ同じ飛行(高度約185km、距離約483km)を行ないました。
しかし、地球に戻って着水したあとで爆発がおこり、宇宙船は海に沈没してしまいました。グリソム宇宙飛行士は宇宙船から泳いで脱出し、海をただよっているところを回収ヘリコプターに救助されました。

1.宇宙船はどんな形をして、どのような性能を持っているの?
マーキュリー宇宙船(リバティ・ベル7)は円錐形のカプセルで、全長7.9m(非常脱出ロケットをふくむ)、底辺の直径1.9m、打ち上げ重量1.93tです。チタン製の外殻でおおわれていました。

2.ロケットはどんな形をして、どのような性能を持っているの?
レッドストーンは準中距離弾道ミサイルを改良したものです。全長25.3m、直径1.8m、重量30tです。

3.打ち上げや飛行の順序はどうなっているの?
打ち上げから3分後にレッドストーンが切り離され、宇宙空間に達したあと、逆推進ロケットが噴射してマーキュリー宇宙船は降下をはじめました。補助パラシュートと主パラシュートを開いて大西洋に着水しました。

4.宇宙飛行の目的は?
弾道飛行です。

5.宇宙でどんな活動をし、どのような成果をおさめたの?
弾道飛行に成功しました。また搭乗したグリソム宇宙飛行士トイレの問題を解決するため、婦人用下着をつけて宇宙飛行に飛び立った最初で最後の男性宇宙飛行士でもあります。

※参考文献:アラン・シェパード,ディーク・スレイトン著/ムーンショット(集英社)、竹内均・監修/Newton Collction II 宇宙開発(教育社)、松井孝典・著/宇宙誌(徳間書店)