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カプースチン・ヤール射場

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関連情報

分類:宇宙開発機関
名称:カプースチン・ヤール射場/Kapustin Yar Launch Site
小分類:打ち上げ射場
国名:ロシア
所在地:ボルゴグラード州
設立年月日:1947年

ソ連が1947年にドイツ製弾道ミサイルV-2(A-4)の発射試験を実施した、ボルガ河口の試射場を発展させたロケット打ち上げ射場がカプスチン・ヤールで、近隣のアクツビンスクを含めて当初はボルゴグラード基地と呼ばれていました。ボルゴグラード基地では1951年6月22日に初めて、R-2ミサイルに動物を乗せて打ち上げを実施、7月1日にはR-1ミサイルに犬を乗せて短距離の弾道飛行に成功しました。これを契機に、ボルゴグラード基地はミサイル実験場と観測ロケット射場としての機能を合せ持つ施設として発展していきました。ボルゴグラードにおける最初の衛星打ち上げは1962年3月16日で、コスモス63S1ロケットスプートニク11衛星を打ち上げています。コスモス63S1はサイロ発射式の小型ロケットで、4月24日にはより大きいコスモス11K63(B-1/SL-7)でスプートニク13衛星が打ち上げられました。改良型コスモス11K65の打ち上げは88年6月まで続けられ、その中にはソ連版スペースシャトル、ブランの実験機BOR-5の打ち上げも含まれていますが、1989年以降は使用されていません。

1.どのような組織になっているの?
ロシア国防省宇宙軍の管轄下にあります。

2.地図上ではどの辺にあるの?
ボルガ河岸のカプースチン・ヤール市街の東側からボルガ東岸にかけて多数の打ち上げ射点が点在しています。正確な位置は北緯48度24分、東経45度48分で、48~51度の打ち上げ傾斜角を持っています。現在使用されている打ち上げコンプレックスは、コスモス65用のLC107です。

3.これまでに打ち上げたロケット人工衛星は?
ロケットは、コスモス打ち上げロケット、ヤンタール観測ロケット(R-2ミサイル)、ヴェルティカル観測ロケット(R-5ミサイル)があります。
人工衛星は、スプートニク科学衛星、コスモス航法衛星、インテルコスモス技術衛星、BOR-5実験帰ABRIXAS天文衛星、メグザット技術試験衛星があります。