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韓国航空宇宙研究院

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関連情報

分類:宇宙開発機関

名称:韓国航空宇宙研究院/Korea Aerospace Research Institute(KARI)
国名:大韓民国
本部所在地:大田広域市
設立年月日:1981年10月10日

韓国航空宇宙研究院(KARI)は、大韓民国の航空・宇宙開発研究を担う政府機関として1981年に設立されました。主な研究所は大田広域市のハイテク団地「大徳研究団地」にあります。KARIの予算は、2007年度で約3480億ウォン(約3億6600万ドル)です。この4年前の2003年度の予算は1564億ウォン(約1億5000万ドル)であり、近年大きく増額させてきています。

韓国は、北朝鮮に対抗するため、米国の助力によって初めてミサイルを打ち上げて以降、国産ロケットの開発を続けてきました。1993年には一段式観測ロケットKSR-I、1997年には二段式観測ロケットKSR-IIの打ち上げに成功しました。1997年12月には、衛星打ち上げ能力を持つロケットの開発を目指し、液体ロケットエンジンの開発に着手。2002年には液体ロケットエンジンの試験機であるKSR-IIIの打ち上げ実験を行いました。

そして2009年8月25日、羅老宇宙センターにおいて、質量約100kgの技術試験衛星を搭載した韓国初の衛星打ち上げロケットKSLV-Iの打ち上げを実施。しかし、トラブルにより人工衛星の軌道投入に失敗しました。現在、2号機の準備が進められています。このKSLVは、ロシアと共同開発であり、その第1段目はロシアのアンガラ・ロケットを基にしています。また、ロシアは羅老宇宙センターの建設に関しても援助を行いました。

1992年8月11日には、韓国初の国産人工衛星である質量約50kgの実験衛星KITSAT-1が、ギアナ宇宙センターからアリアン4ロケットにより打ち上げられました。この他、1999年にアメリカのバンデンバーグ空軍基地からタウルス・ロケットにより打ち上げられた多目的衛星KOMPSAT-1(アリラン1号)をはじめ、複数の国産衛星が外国のロケットを使用して打ち上げられています。

2008年4月8日、イ・ソヨン宇宙飛行士がロシアのソユーズTMA-12に搭乗し、4月19日まで国際宇宙ステーション(ISS)に滞在し、韓国人初の宇宙船搭乗者となりました。

KARIは宇宙開発の他、無人機や高高度飛行船、次世代多目的ヘリコプターの開発も行っています。