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クリノスタット

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落下装置や航空機、そして高高度気球を使った微小重力実験など、いずれも微小重力は短時間しか得られず、長時間の微小重力下での実験は非常に困難です。そこで、地上で疑似的な微小重力環境を発生させる方法として「クリノスタット装置」があります。

「クリノスタット」は重力生物学の実験手段として百数十年以上前から利用され、植物の重力による影響などの研究に使われてきました。

その原理は、実験する試料を入れた容器を、直交する2軸で3次元に回転させます。これは、試料に対して重力の方向を常に変えることにより、その試料が一方向からの重力の影響を受ける影響を少なくする、いわば疑似的な微小重力環境を再現する装置です。

クリノスタット装置では、特に重力に対する反応が遅い植物試料での長時間の疑似微小重力実験が可能で、宇宙実験を行う前の予備実験として有効なデータが得られます。