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ランドサット

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関連情報

分類:人工衛星

名称:ランドサット/Landsat
小分類:地球観測衛星
開発機関・会社:アメリカ航空宇宙局(NASA)/ジェネラル・エレクトリック社
運用機関・会社:アメリカ海洋大気局(NOAA)
打ち上げ年月日:1972年7月23日(ランドサット1号)/1975年1月22日(ランドサット2号)/1978年3月5日(ランドサット3号)/1982年7月16日(ランドサット4号)/1984年3月1日(ランドサット5号)/1993年10月5日(ランドサット6号)/1999年4月15日(ランドサット7号)
運用停止年月日:1978年1月6日(ランドサット1号)/1982年2月25日(ランドサット2号)/1983年3月31日(ランドサット3号)/1993年10月5日(ランドサット6号)
打ち上げ国名・機関:アメリカ/アメリカ航空宇宙局(NASA)
打ち上げロケット:ソー・デルタ型
打ち上げ場所:バンデンバーグ空軍基地
国際標識番号:1972058A(ランドサット1号)/1975004A(ランドサット2号)/1978026A(ランドサット3号)/1982072A(ランドサット4号)/1984021A(ランドサット5号)/1999020A(ランドサット7号)

1960年代から1970年代にかけて、アメリカは人類を月に送るという壮大な目標を掲げて「アポロ計画」を推し進めました。その推進役となったアメリカ航空宇宙局(NASA)は、アポロ計画で得た技術力を実用的な用途に役立てようと、さまざまな宇宙システムの開発を行ないました。地球観測衛星「ランドサット」もそのひとつです。
ランドサットは、宇宙から地球表面の様子をとらえ、その画像データを地上に送る役目を担っています。送られてきたデータは、農作物の分布状況、森林や湖水の調査、地形の測量、金属資源の探査といった目的のために世界中で利用されています。
NASAがこの衛星の開発に着手したのは、1964年のことでした。当時は地球資源技術衛星と呼ばれ、1970年には「アーツ(ARTS)」と名づけられました。
1972年7月に第1号が打ち上げられると、航空写真ではわからない地表面のさまざまな様子を映し出した画像データが、執と送られてくるようになりました。以後、アーツは「ランドサット」と改名され、地球観測衛星の草分けとして、今日にいたるまで活躍し続けているのです。

1.どんな形をして、どんな性能を持っているの?
ランドサット3号は、円錐の塔のような形の本体の両側に太陽電池パネルが縦に付いた形状をしています。重量約960kg、高さ約3.1m、底部直径1.5mです。

2.どんな目的に使用されるの?
衛星には多波長走査放射計(MSS=Multi-Spectral Scanner)と呼ばれるテレビカメラのような電子カメラが搭載されていて、テレビ画像のように地上を多数の走査線で撮影していきます。一回の撮影でカバーできる地表の幅は横185km、縦170kmで、関東平野なら1〜2枚、日本列島は32枚の画像でカバーすることができます。
画像は、青緑、オレンジ、赤の可視光帯と、赤外光帯の4つのスペクトル帯に分けて撮影され、地上で合成することによってあたかもカラー写真のような疑似カラーをつくりだしています。
このカメラの地表の分解能はおよそ80m。これは、AとBの2点の間が80m以上離れていれば、2つの点を離れた点として識別できる能力があることを示しています。
ランドサット4号以降は、TM(Thematic Mapper)と呼ばれる分解能30mの高精度センサも搭載されるようになり、より精密な画像データの収集が可能になりました。これによって、ランドサットは今後も一層の活躍をするものと期待されています。

3.宇宙でどんなことをし、今はどうなっているの?
ランドサットは、計7機が打ち上げられ、4号帰5号帰7号機の3機が運用されています。6号機は1993年10月に打ち上げられたものの失敗しています。

4.このほかに、同じシリーズでどんな機種があるの?
ランドサット1〜5号があります。

5.どのように地球を回るの?
周回中のランドサット7号は、遠地点高度705km、軌道傾斜98.2度、公転周期98.884分です。