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LE-7

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H-IIロケットを支えるLE-7エンジン

純国産にして1990年代の日本の主力ロケットであるH-IIロケットの心臓部として、2トン級の静止衛星を打ち上げることのできる打ち上げ能力を支えているのが「LE-7」エンジンです。全長3.2m、重量1.7トンのLE-7エンジンが生み出すパワーは約2万5千馬力で、これはジャンボジェット機のエンジン4基分の推進力に相当します。

LE-7エンジンの外観
LE-7エンジンの外観

燃料を無駄なく使う、「2段燃焼サイクル」を採用

LE-7エンジンの燃料には、H-Iロケットの第2段エンジンLE-5で開発された技術を生かして、液化水素と液化酸素を使用しています。また、スペースシャトルのメインエンジンと同じ方式の「2段燃焼サイクル」を採用しています。これは、最初にプリバーナと呼ばれる燃焼室で燃料となる液体水素の全量と液体酸素の一部をまず燃焼させ、それによって発生したガスを使ってターボポンプを駆動、その後に残りの液体酸素と合わせて再度燃焼させ推進力を生み出すという、効率の良い方法です。このような高度な技術を組み込んだLE-7エンジンは、高い性能を発揮しています。

H-IIロケットに取り付けられたLE-7エンジン
H-IIロケットに取り付けられたLE-7エンジン