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マーズ・サーべイヤー98

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関連情報

分類:月・惑星探査

名称:マーズ・サーべイヤー98(マーズ・クライメート・オービタ/マーズ・ポーラー・ランダ)
小分類:火星探査
開発機関・会社:アメリカ航空宇宙局(NASA)
運用機関・会社:アメリカ航空宇宙局(NASA)
打ち上げ年月日:
マーズ・クライメート・オービタ:1998年12月11日
マーズ・ポーラー・ランダ:1999年1月3日
運用停止年月日:
マーズ・クライメート・オービタ:1999年9月23日
マーズ・ポーラー・ランダ:1999年12月(通信途絶)
打ち上げ国名:アメリカ
打ち上げロケット:デルタII
打ち上げ場所:ケープカナベラル空軍基地

マーズ・サーべイヤー1998(MS98)は、火星周回軌道から表面を観測するオービタ(軌道機)と、火星表面に軟着陸するランダ(着陸機)とによる計画で、ランダにはニュー・ミレニアム・ディープ・スペース2計画の2機のマイクロプローブも搭載されます。マーズ・クライメート・オービタは1999年9月に火星に到着、火星における1年(地球の約2年)にわたって高度400kmの軌道上から、大気や気象、気候変化などを観測する予定でした。しかしながら同年9月23日(米国時間)に地上との通信が途絶、翌24日には同探査機の捜索は打ち切られました。マーズ・ポーラー・ランダは1999年12月に火星に到達、マイクロプローブを収めたカプセル二つを分離した後、逆ロケット噴射で火星の南極近くに着陸して、ロボットアームで土壌をすくい取って分析機にかけたり、気象や地形を観測したり、また、火星の極地方に氷となって水が残っているのではないかとの推測を解明することが期待されていました。しかし、着陸前の交信を最後に通信が途絶え、計画は失敗に終りました。

1.どんな形をして、どんな性能を持っているの?
オービタ:円筒形の本体から1枚の太陽電池板とアンテナが出ています。
ランダ:本体は3本足で、2枚の太陽電池板とアンテナ、立体カメラ、ロボットアームなどが延びています。

2.どんな目的に使用されたの?
オービタは、火星周回軌道上から大気や気象、気候変化を長期観測です。
ランダは、火星の南極地方の地質、気象などの観測です。

3.宇宙でどんなことをし、今はどうなっているの?
オービタは1998年12月12日に打ち上げられました。順調に火星を目指していましたが、1999年9月23日に地上との通信が途絶、翌24日には同探査機の捜索は打ち切られました。ランダは1999年1月に打ち上げられ、12月4日に火星に着陸しました。しかしながら、その時点から通信が途絶えてしまい、通信回復への努力が続けられています。

4.打ち上げ・飛行の順序はどうなっているの?
オービタ、ランダは別々にデルタ・ロケットで打ち上げられました。オービタは1999年9月に火星の周回軌道に入る予定でした(同月、通信途絶)。ランダーは1999年12月に火星に着陸しました。

5.このほかに、同じシリーズでどんな機種があるの?
同型機はありませんが、1997年に火星に到達したマーズ・パスファインダー(MPF)、同じくマーズ・グローバル・サーべイヤー(MGS)などとも同じ、長期的な火星探査計画の一環となります。