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マゼラン

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関連情報

分類:月・惑星探査

名称:マゼラン(Magellan)
小分類:金星探査
開発機関・会社:アメリカ航空宇宙局(NASA)
運用機関・会社:アメリカ航空宇宙局(NASA)
打ち上げ年月日:1989年5月4日
運用停止年月日:1994年10月11日
打ち上げ国名:アメリカ
打ち上げロケット:スペースシャトルアトランティス(STS-30)/IUS
打ち上げ場所:ケープカナベラル空軍基地
国際標識番号:1989033B

マゼランは、金星の回りを回りながらレーダで厚い雲の下の地形を調べ、金星表面の詳しい地形図を作るための探査機です。マゼランは、スペースシャトルで打ち上げられた初の惑星探査機で、固体ロケットのIUS(慣性上段)で地球軌道から打ち出され、1990年8月に金星の衛星軌道に入りました。マゼランが1993年半ばまでに本来の観測を終えた後は、金星の大気の抵抗でブレーキを掛けて速度を落し、軌道を変えるエアロブレーキングのテクニックが初めて試みられました。これによって、推進剤を使わずに軌道を引き下げたマゼランはさらに観測を続けましたが、NASAの計画の予算がなくなったために、1994年に消滅させられました。

1.どんな形をして、どんな性能を持っているの?
1.5×0.9×0.3mの箱形の本体に、直径3.7mの高利得アンテナ兼レーダ・アンテナ、2枚の太陽電池板を備えている。打ち上げ質量は3,349kgです。

2.どんな目的に使用されたの?
金星の地形のレーダ地図作成のために使用されました。

3.宇宙でどんなことをし、今はどうなっているの?
金星表面の98%以上(立体画像21%)のレーダ地図作成。1994年10月に消滅しました。

4.打ち上げ・飛行の順序はどうなっているの?
スペースシャトルよりパーキング軌道に放出後、IUSに点火して金星への軌道に乗りました。1990年8月10日金星の周回軌道に入りました。軌道調整後1991年5月までサイクル1の観測をおこないました。1992年1月までサイクル2、同年9月までサイクル3、1993年5月までサイクル4の観測をおこないました。1993年5月から8月まで、史上最初のエアロブレーキング機動を試み、軌道を引き下げるのに成功しました。1993年8月から1994年10月までサイクル5/6の観測をおこないました。1994年10月12日意図的に高度を下げて大気圏に突入しました。