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流星群

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夜空をさっと横切る流星。流星は毎晩のように見ることができますが、とくに流星が多く流れる時期があります。なぜ短い時期にまとまった流星が流れるのでしょうか?

決まった時期に決まったところから降り注ぐ流星群

毎年決まった時期に、決まった場所から降り注いでくる流星の集団を流星群といいます。流星群は夜空の1点から四方八方に放射状に降るように見えます。この1点を放射点といいますが、流星群の名前は、この放射点に近い星座名で呼ばれています。放射点がふたご座にあればふたご座流星群、というわけです。また、流星群の活動には期間があり、そのうちピークを迎える日を極大日と呼んでいます。代表的な流星群には、極大日が1月4日前後の「しぶんぎ座流星群」、8月12日前後の「ペルセウス座流星群」、12月14日前後の「ふたご座流星群」などがあり、これらは非常に活発な活動をみせます。

流星群の素は彗星

では、なぜ毎年決まった時期に、決まった場所から流星が降り注いでくるのでしょうか?流星の素となるのは彗星や小惑星がまきちらしていった氷や砂つぶなどの塵(ちり)と考えられています。この素をまきちらす天体のことを母天体といい、ペルセウス座流星群の母天体はスイフト・タットル彗星、ふたご座流星群の母天体はファエトンであることが分かっています。母天体はある決まった周期で太陽のまわりを公転していますから、その軌道に沿って、まきちらされた塵が漂います。もし、母天体と地球の軌道が交差していれば、1年に1回、地球は漂った塵のあつまりにぶつかることになります。こうして毎年決まった時期に、塵のあつまりの向こう側に見える星座の方向を中心に流星が飛ぶように見え、流星群が出現するのです。