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ニューロラブ計画

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宇宙環境で重要な神経科学分野の実験

ニューロラブ計画は、1990年にアメリカのブッシュ大統領(当時)の定めた「脳研究10年計画」に基づき、NASA(米国航空宇宙局)が、米国立公衆衛生院と協力して計画したものです。この計画では、スペースシャトル/スペースラブを利用して、宇宙環境における神経科学分野の実験をおこなうことを目的として、世界各国に実験テーマを募集し、実験装置の提供を求め、国際協力により実施するものです。
宇宙開発事業団(現 宇宙航空研究開発機構(JAXA)でも装置の提侠日本人研究者の支援をおこない、微小重力下での神経科学分野での研究基盤の強化と促進を図り、国際宇宙ステーションの日本実験棟(JEM)の運用に先立つ技術開発をおこないました。

ガマアンコウが宇宙空間で酔うかどうか実験

この計画には日本、アメリカ、フランス、ドイツおよびイタリアの5か国の研究者が参加し、自律神経、感覚・運動行動、睡眠生理学、水棲動物、ほ乳類発育など神経科学に関する8つの領域・26テーマの実験がおこなわれました。日本からは海水型水棲動物実験装置が搭載され、代表研究者1名、共同研究者5名が参加しました。
日本が参加した実験は、いずれも微小重力下での耳石器神経活動、ガマアンコウが宇宙で酔うかどうか、大動脈神経、ラットの成長過程における骨格筋の形成のようす、ヒトの宇宙酔い、搭乗クルーの自律神経の変化と適応のようすなどが検証されました。