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ニュートンの近代的宇宙観

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万有引力の発見

ガリレオがその生涯を閉じた1642年、イギリスの小さな農村にアイザック・ニュートンが生まれました。「リンゴが木から落ちるのを見て万有引力を発見した」というエピソードで有名なあのニュートンです。ニュートンの目の前で、本当にリンゴが落ちたかどうかは定かではありませんが、地球上のリンゴにも、天に浮かぶ月にも太陽にも、あらゆるものに同じ力――引力がはたらいているという発見は、まさに画期的なできごとでした。ニュートンはこうした考え方をもとに研究を重ね、1687年、45歳のときに「自然哲学と数学的原理」――通称『プリンキピア』と呼ばれることになる著書――を発表しました。

あらゆる物体が動くしくみを解明した『プリンキピア』

『プリンキピア』は、私たちの住む自然界=宇宙にはたらく力と物体の運動に関する法則などを説明したものです。ニュートンは、古代ギリシャ以来の長い研究の歴史のすえに、天体をもふくむあらゆる物体が、なぜ動くか、どのように動くかを、はじめて原理として示すことに成功したのです。『プリンキピア』には、万有引力の存在とともに「運動の三法則」をはじめとするさまざまな定理・公理が述べられ、その力学にのっとった新しい宇宙体系があらわされています。ここに現在に受けつがれる近代的な宇宙観が成立したのです。