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ノア14号

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関連情報

分類:人工衛星
名称:ノア14号(NOAA14)
小分類:地球観測衛星
開発機関・会社:アメリカ海洋大気局(NOAA)
運用機関・会社:アメリカ海洋大気局(NOAA)
打ち上げ年月日:1994年12月30日
打ち上げ国名・機関:アメリカ/アメリカ航空宇宙局(NASA)
打ち上げロケット:アトラスE
打ち上げ場所:バンデンバーグ空軍基地
国際標識番号:1994-089A

ノアは、宇宙からの気象や海洋の観測、天気予報や遭難信号の探知などもおこなう地球観測衛星です。同じ名前である機関ノア(NOAA)の低軌道衛星のシリーズ名で、TIROS(テレビジョン赤外線観測衛星)とも呼ばれています。ノア14号は、運用の寿命がつきたノア12号のあとがまになるはずだったノア13号が、1993年8月9日に打ち上げられてから2週間たらずの8月21日、電源システムの故障により完全に機能を停止してまったため、1年後に打ち上げられました。
ノア14号(ノア-J)には、地球の表面や大気圏、雲の様子などを探査するさまざまな機器搭載されています。しかし、軌道に乗ってからまもなく、SME(太陽環境モニター)望遠鏡や、遭難救助システムなどに故障が発生。また、太陽電池の出力も低下する事態となりました。しかし、機能こそ低下したものの、衛星そのものの運用はつづけられています。

1.どんな形をして、どんな性能を持っているの?
細長い本体からつきでたアームに長方形の太陽発電パネルが取り付けられたT字断面形状で、本体の直径は1.88m、全長は4.18m、回転安定方式より高度な技術を必要とする3軸制御安定方式をとっています。太陽発電パネルは2.37m×4.91mの広さで、打ち上げ後、軌道上で展開されます。軌道定置時の全重量は1030kgあります。

2.どんな目的に使用されるの?
9号以後のシリーズに搭載されている高感度赤外線探査機や成層圏探査ユニット、超短波探査ユニットなどから成るTOVS(TIROS可動垂直探査装置)のほか、飛行高度の薄い大気に太陽活動がもたらす影響などを測定する装置が積まれています。また、極地や海洋での遭難事故の際の救援要請無線信号を探知し、その位置を測定、地上に伝える探知救援(SAR)システムの運用も行なわれました。

3.宇宙でどんなことをし、今はどうなっているの?
打ち上げられた後、太陽電池パネルを展開し、定常運用に入りました。

4.このほかに、同じシリーズでどんな機種があるの?
ノア衛星シリーズの最新シリーズ、TIROS-Nには、ノア12号、13号と14号があります。また、同じシリーズのノア15号(ノア-K)が1998年5月13日に打ち上げられました。

5.どのように地球を回るの?
近地点高度847km、遠地点高度861km。軌道傾斜98.9度。公転周期102.12分の、地球の自転とほぼ直角で両極上空を通過する極軌道。特定の場所の上空に、何周かに1回、回帰する太陽同期軌道です。