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軌道遷移

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関連情報

ホーマン軌道

軌道遷移の最も簡単な例として同一平面内の円軌道間の遷移を考えます。内側の軌道から外側の軌道へ遷移するには、内側の軌道を近地点として、外側の軌道上の点を遠地点とする楕円軌道に入れてやることで軌道間遷移が可能となります。この軌道をホーマン遷移軌道といいます。このときの内側の軌道を、待機軌道、またはパーキング軌道といいます。

軌道面の変更

日本から静止衛星を打ち上げる場合などに実施される操作です。衛星はまず軌道傾斜角約30度、高度約200kmのパーキング軌道に投入されます。その後、パーキング軌道の近地点で加速し、楕円軌道である「ホーマン遷移軌道」への移り、ホーマン遷移軌道の遠地点で、静止軌道となるための増速を行いますが、静止軌道は軌道傾斜角がゼロですから、遠地点での増速と同時に軌道面の変更も必要になります。

ローンチウィンドウ

ローンチウィンドウ(Launch Window)とは、人工衛星などの打ち上げの際、打ち上げ可能な時間帯のことです。人工衛星ミッションではその目的に合わせて、希望する軌道に投入することができる時間帯を計算して、打ち上げます。打ち上げ時刻によって、人工衛星の打ち上げ時の軌道や姿勢、太陽地球との関係が変わるので、ミッションの目的に合わせて、最適な打ち上げ時間を計算します。

また、人工衛星を投入する軌道によって、打ち上げ可能な時間帯や時間幅が異なります。ローンチウィンドウが数時間ある場合もあれば、国際宇宙ステーションなど目的となるターゲットが動いている場合や惑星探査機などは、打ち上げ時刻に1秒の狂いも許されない場合もあります。