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オリオン

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オリオンは、スペースシャトルが2010年に引退した後に、国際宇宙ステーションや月、さらに火星宇宙飛行士を運ぶために現在、NASAが開発を進めている宇宙船の名前です。
国際宇宙ステーションには6人、月には4人の宇宙飛行士を運ぶことができます。打ち上げにはアレス(ARES)ロケットが使われます。国際宇宙ステーションへの打ち上げはアレスIを使います。月への打ち上げはアレスVロケット月探査船をオリオンと別に打ち上げ、地球軌道でドッキングし月に向かう予定です。
オリオンはアポロ宇宙船に一見似たカプセル型の宇宙船ですが、アポロより大きく、内部はアポロカプセルの2.5倍の容量になっています。また、アポロ宇宙船は使い捨てでしたが、オリオンは10回程度再使用することが可能になっています。
国際宇宙ステーションには約6ヵ月ドッキングすることが可能で緊急帰還機としても使われます。
もちろん、オリオンにはアポロ時代とは異なり、コンピュータ、電子技術、生命維持システム、推進力、熱防護システムなどに最新技術が導入されています。また円すい形のデザインは、大気圏再突入時にもっとも適した形だとNASAは説明しています。打ち上げ時にも脱出ロケットで緊急脱出ができるシステムがとられています。帰還時はアポロ時代のように海でなく、陸地に着陸する予定です。エアバッグを使って着陸時の衝撃を和らげるようになっています。
オリオンの大きさは直径5m、与圧部は20m2、居住部分は11m2、重さは25tです。
製造業者はロッキードマーチン社で、2014年頃の初飛行をめざして、開発が進められています。オリオンという名前の由来は、星座オリオン座です。夜空でもっとも明るく見つけやすく、知名度もあるという理由から選ばれました。