くじゃく座Post to TwitterFacebook Share

分類:星座/神話


名称:くじゃく座(孔雀座)
学名:Pavo
小分類:南半球
構成する主な雲、団、恒:ピーコック(アルファ)/NGC6752(球状星団)
神話の主な登場人物:-
日本で観測できる時期:日本ではほとんど見えない
見ごろの季節:秋(20時正中は9月上旬)

インドなどにいる美しい羽根を持つ鳥、クジャクをなぞらえた星座です。17世紀のはじめにドイツ人のバイエルによって紹介されました。ちょうどクジャクの頭に当たる場所に、一番明るい2等の「ピーコック」があります。このピーコックは英語でクジャクの意味です。日本では沖縄や奄美大島でさえ星座の一部が見えるだけですので、南半球へ行って見た方がよいでしょう。

1.見つけ方のポイント
全体を見るためには南半球へ行く必要があります。南半球の春ごろ(日本では秋)に南の空を見てみましょう。みなみのさんかく座の頂点が指す方向(ケンタウルス座とは反対の方向)に目を移していくと、明るい2等ピーコックが見つかります。このがクジャクの頭にあたります。くじゃく座はこの頭から胴体、長い尾羽と「く」の字形に曲がるようにが並ぶ星座です。ただ、ピーコックの他はあまり明るいはありません。

2.神話の内容について
インドなどにいる鳥のクジャクを星座になぞらえたもので、神話とは関係ありません。1603年にドイツの天文学者ヨハン・バイエルが図「ウラノメトリア」を発表したときに星座に加えられたのが最初とされます。しかし、それ以前から船乗りたちには知られていたともいわれています。

3.同じ時期に見える星座について
南半球の春(日本の秋)の星座です。日本ではなじみがありませんが、北にはインディアン座いて座、東にはきょしちょう座ほうおう座つる座などが見えます。また西にはさいだん座みなみのさんかく座さいだん座、南にははちぶんぎ座カメレオン座が一緒に見えます。

4.主要都市での観測について
九州以北ではほとんど見えず、沖縄や奄美大島でも一部が見えるだけです。良く見るためには南の土地へ行く必要があります。

※参考文献:「星座クラブ」沼澤茂美著(誠文堂新光社)、「のポケットブック」(誠文堂新光社)、「星座天体観測図鑑」藤井旭著(成美堂出版)、「星座・夜空の四季」小学館の学習百科図鑑、「星座博物館・春」、「同・夏」、「同・秋」、「同・冬」、「同・星座旅行」瀬川昌男著(ぎょうせい)、「空ガイド」沼澤茂美、脇屋奈々代著(ナツメ社)