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ペルセウス座

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関連情報

分類:星座/神話

名称:ペルセウス座
学名:Perseus
小分類:北半球
構成する主な星雲、星団、恒星:NGC869とNGC884の二重星団/M34/ミルファク(アルファ星)/アルゴル(脈動型変光星)/ペルセウス座IIIアソシエーション/カリフォルニア星雲
神話の主な登場人物:ダナエ/ペルセウス/ゼウス/メデューサ/ペガサス/アンドロメダ/マルドゥク
日本で観測できる時期:7月中旬~3月の約8ヵ月間
見ごろの季節:冬(1月上旬に20時正中)

天の北東、カシオペア座の下のほうにある「人」の字のような形の星座です。ペルセウスはギリシャ神話の英雄で、古代バビロニア時代には最高神マルドゥクの姿として崇められていました。ペルセウス座の付近は、カシオペア座との境界に2重星団などがあるので、望遠鏡でも楽しめます。また、8月頃にはこの星座の方向から数多くの流星が出現する「ペルセウス座流星群」でも有名です。

1.見つけ方のポイント
W字型をしたカシオペア座の下方に並ぶ「人」の字型の星座です。弓なりの縦棒に横向きの棒が2本繋がった姿は、横向きにするとギリシャ文字のパイに似ています。カシオペア座と、おうし座プレアデス星団を結んだちょうど真ん中あたりにあります。

2.神話の内容について
ギリシャの一地方アルゴスの国王は、一人娘ダナエの子によって殺されるとの神託を受けます。驚いた王は塔に娘を幽閉しますが、ダナエは大神ゼウスに見初められペルセウスを産んでしまいました。親子は島へと流されますが、成長してからのペルセウスは、島の王の命令で、髪の毛がヘビで、睨んだものをすべて石に変えるメデューサという怪物の首を切り倒して退治します。メデューサの首からは翼の生えた天馬ペガサスが生まれ、ペルセウスは意気揚々とペガサスに乗って島へと帰ります。その帰途、海辺の岩に繋がれた王女アンドロメダを襲う化け物クジラをメデューサの首を使って退治し、島に帰った2人は結婚して末永く幸せに暮らしました。
また、古代バビロニア時代には、最高神マルドゥクの姿として崇め奉られていました。

3.同じ時期に見える星座について
星座の北東の上側にW字のカシオペア座があり、また下方には一等星カペラをもつぎょしゃ座や、プレアデス星団が美しいおうし座などを見ることができます。また、東側にはおひつじ座、その上にはAの字の形をしたアンドロメダ座やペガサス座もあります。

※参考文献:誠文堂新光社「星座クラブ」(著者・沼澤茂美)、日本放送出版協会「NHK銀河宇宙オデッセイ・大星夜ウオッチング」(監修・古在由秀、NHK取材班編)、ナツメ社「星空ガイド」(著者・沼澤茂美、脇屋奈々代)、教育社「NEWTONコレクションNASA宇宙開発のパイオニアスペースシャトル/歴史と未来」(監修・竹内均)