JAXA | 宇宙情報センター SPACE INFORMATION CENTER

メニュー

メニュー

原始惑星系円盤

シェア

関連情報

太陽くらいの重さの星が生まれてからおよそ100万年、星はガスや塵(ちり)でできた円盤に囲まれています。1993年、長野県の野辺山宇宙電波観測所にあるミリ波干渉計によって、世界ではじめて、単一の若い恒星のまわりに原始惑星系円盤が発見されました。さらにハッブル宇宙望遠鏡は、このような若い星が持っている円盤を直接撮像し、星の後方にある明るい星雲を円盤が隠しているところを捉えました。現在では、すばる望遠鏡をはじめとする大型望遠鏡の活躍により、今まで分からなかった円盤の大きさや細かい形などが詳しく分かるようになってきました。
円盤の大きさ(直径)は、1,000~2,000天文単位ほどです。

オリオン大星雲に見つかった、若い星のまわりの円盤 (c)Mark McCaughrean (Max-Planck-Institute for Astronomy),(c)C. Robert O'Dell (Rice University), and NASA
オリオン大星雲に見つかった、若い星のまわりの円盤 (c)Mark McCaughrean (Max-Planck-Institute for Astronomy),(c)C. Robert O'Dell (Rice University), and NASA

星が大人になる頃、およそ誕生から1,000万年以上経過する頃には、円盤はなくなってしまいます。円盤の一部(塵や、恒星に落ちたり恒星からの光ではじき飛ばされたりしなかったガス)は木星や私たちが住んでいる地球といった惑星になると考えられています。すばる望遠鏡で惑星の故郷である円盤を詳しく調べ、円盤から惑星がどのようにできていくのかという謎に迫ろうとしています。