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「おりひめ・ひこぼし」のランデブー・ドッキング

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世界初の無人自動操作によるドッキング

1998年7月7日、太平洋上空550kmの軌道上で、「おりひめ・ひこぼし」は切り離され、「ひこぼし」が「おりひめ」の前方約2メートル離れたところで静止しました。その後、そのままランデブー飛行を続けて、約20分後には再び接近、合体しました。実験は、宇宙開発事業団(現 宇宙航空研究開発機構(JAXA))のつくば宇宙センターから出された指令が、NASAのデータ中継衛星TDRSを経由して、「おりひめ・ひこぼし」に伝えられ、自動的におこなわれました。

「おりひめ」衛星分離直後の映像(上が「おりひめ」、下が「ひこぼし」)
「おりひめ」衛星分離直後の映像(上が「おりひめ」、下が「ひこぼし」)

GPS、レーダーを駆使し、ロボットアームで遠隔操作

「おりひめ」と「ひこぼし」は、時速2万7,000km(新幹線の約100倍)の速さで飛行しながら、センチメートル単位でお互いの距離を制御し、ドッキングをおこないました。
500m以上離れているときは、カーナビゲーションにも使われているGPSを利用しますが、それ以下になったときは、レーザー光線の反射を利用したレーダーやカメラで位置をはかりながら近づき、「ひこぼし」の3対のかぎつめ状の装置で「おりひめ」をとらえます。この様子は、衛星にとりつけられたカメラにより、インターネットを経由して生中継されました。

「おりひめ」「ひこぼし」のドッキングの瞬間(上が「おりひめ」、下が「ひこぼし」)
「おりひめ」「ひこぼし」のドッキングの瞬間(上が「おりひめ」、下が「ひこぼし」)