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ロケットとは何か

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宇宙空間から地球や遠くの天体を観測したり、微小重力などの環境を利用してさまざまな実験を宇宙空間で行ったりするために、人工衛星や探査機を打ち上げたり宇宙飛行士をのせた宇宙船を宇宙空間に運んだりする必要があります。この打ち上げに使われるのがロケットです。

宇宙に行けるような近代的なロケットが発明されたのは、19世紀後半から20世紀にかけてのことです。「宇宙旅行の父」と呼ばれるツィオルコフスキー宇宙旅行の可能性を計算によって示し、
液体燃料ロケットを考案しました。1926年、「近代ロケットの父」と呼ばれるゴダードが液体燃料ロケットを世界で初めて打ち上げ、近代ロケット時代の幕が開きました。

1958年、ソ連が世界初の人工衛星スプートニク1号」を打ち上げました。冷戦状態にあった当時、この出来事はアメリカをはじめとする西側諸国を動揺させ、ソ連に対抗すべく世界的な宇宙開発時代へと突入していきます。ロケットの打ち上げやロケットエンジンの開発は、ミサイルなどの軍事力や技術力と深い関係があるため、ロケット開発競争は国の威信をかけたものとなりました。

冷戦後は、国際宇宙ステーションの建設や地球環境の監視と保全の取り組みなどで国際協力が進められており、ある国で開発された人工衛星を他国のロケットで打ち上げるなど平和利用が進められています。また、民間企業によるロケットの開発や打ち上げ、さらには小規模ながらアマチュアによるロケットの打ち上げも行われるようになっています。