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SETI計画

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関連情報

地球外知的生命探査

SETIとは、Search for ExtraTerrestrial Intelligence、すなわち「地球外知的生命探査」の略です。主に電波を使用して地球外文明からの知的信号探しが行われています(電波のほかにも、光学望遠鏡を用いて地球外文明の発するレーザー光を検出するOptical SETI=OSETIなども行われています)。地球上を飛び交っている電波にはさまざまな周波数のものがありますが、さまざまな天体から地球に来る「自然電波」と、放送局や航空機などを発信源とする「人工電波」の2通りに大きく分かれます。このうちSETIで探索しているのは「宇宙からの人工電波」です。しかし、これを見つけるのは、広大な砂浜で1粒の宝石をさがすようなもので、相当な努力が必要な試みです。また、万一、地球外文明から交信があった場合の対応について、SETIに取り組む関係者の間では「地球外知的生命の発見後の活動に関する諸原則の宣言」として、真剣な討議が行われたこともあります。

オズマ計画

1960年、アメリカのフランク・ドレイクによって実施された「オズマ計画」が、初めてのSETIの試みです。オズマ計画では、アメリカのグリーンバンクの電波望遠鏡を用いて、太陽に似た近距離の恒星であるくじら座のタウ星とエリダヌス座のイプシロン星からの人工電波を捉えようとしました。残念ながら彼の試みは成功しませんでしたが、これがきっかけとなって、SETIの試みは世界へと広がっていったのです。

オズマ計画に用いられた電波望遠鏡 (c) NRAO/AUI/NSF
オズマ計画に用いられた電波望遠鏡 (c) NRAO/AUI/NSF

SETI@Home

宇宙からの電波を解析するためには、膨大な計算が必要となります。そこで、プエルトリコにあるアレシボ天文台で受信した電波の解析を、インターネットにつながっている一般のコンピュータに行ってもらおうという計画がSETI@Homeです。無料のプログラムをダウンロードすることによって、インターネットにつながっているコンピュータをもっていれば誰でも参加することができます。SETI@Homeでは、パソコンの電源が入っていて、マウスやキーボードをしばらく操作しないでいると、電波信号の分析プログラムが動きはじめる仕組みになっています。インターネットを通じて世界中のパソコンにデータを送り、パソコンの空き時間を利用して宇宙人探しをしてもらおうという画期的なアイデアです。