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宇宙実験衛星

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宇宙環境の特徴のひとつである「微小重力」を利用して、さまざまな実験を行う人工衛星です。

宇宙実験・観測フリーフライヤ「SFU」は、1995年3月H-IIロケットで打ち上げられ、各種電気炉による材料実験、材料曝露実験、新太陽電池実験、宇宙プラズマ実験、赤外線望遠鏡など12種の宇宙実験・観測装置が搭載され、実験を終えたSFUは、1996年1月、スペースシャトルに搭乗した若田宇宙飛行士がシャトルロボットアームを操作して、捕獲、回収されました。

また、回収型衛星「EXPRESS」は、1995年1月打ち上げられましたが、打ち上げに失敗しました。この衛星は、軌道上での各種宇宙実験を終了した後、実験試料を収納したカプセルを回収することを目指していました。2002年9月H-IIA3号機で打ち上げられた次世代型無人宇宙実験システム「USERS」は、超伝導材料実験等を実施した後、約8カ月後の2003年5月、実験試料を収納したカプセルが小笠原東方沖海域に無事着水し、回収に成功しました。

海外では、欧州宇宙機関(ESA)が同様の宇宙実験衛星として、「EURECA」をスペースシャトルで打ち上げ、スペースシャトルで回収されています。また、ロシアでは、無人カプセル型宇宙実験衛星として、「BION」回収衛星と「FOTON」回収衛星を運用しており、それぞれ生物実験、材料実験に利用しています。

STS-72ミッションでスペースシャトル・エンデバー号のロボットアームにつかまれた宇宙実験・観測フリーフライヤ「SFU」(画像提供:NASA)
STS-72ミッションでスペースシャトル・エンデバー号のロボットアームにつかまれた宇宙実験・観測フリーフライヤ「SFU」(画像提供:NASA)