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日本の宇宙開発の歴史 1960年代

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関連情報

1961(昭和36)年

4月
東京大学生産技術研究所、日本初の3段式K(カッパ)9L型ロケット1号機を打ち上げ。高度350kmに到達。
6月
東京大学生産技術研究所、シグマ4型ロケットを打ち上げ。
7月
東京大学生産技術研究所、3段式カッパ8型ロケット7号機を打ち上げ。電離層の観測を行う。
12月
東京大学生産技術研究所、3段式カッパ9L型ロケット2号機(K-9L-2)を打ち上げ。高度343kmに到達、高度300km以上の電子密度、温度の観測。

1962(昭和37)年

2月
東京大学、鹿児島県大隈半島の内之浦に鹿児島宇宙空間観測所(KSC、内之浦宇宙空間観測所)を起工。
OT75型ロケット1号機を打ち上げ。

内之浦に建設された実験場
内之浦に建設された実験場

4月
科学技術庁、研究調整局を発足し、航空宇宙課を設置。
5月
東京大学生産技術研究所、カッパ8型ロケット10号機(K-8-10)を打ち上げ、ロケット事故(道川海岸における秋田ロケット実験場での最後の実験となる。秋田での打ち上げ総数88機)。
10月
能代ロケット実験場の開設。
11月
東京大学生産技術研究所、科学観測ロケットの主力機3段式カッパ9M型ロケット1号機(K-9M-1ロケット)打ち上げ。1988年までに81機飛翔。
12月
東京大学生産技術研究所、カッパ8型ロケット11号機を打ち上げ。

1963(昭和38)年

4月
科学技術庁、航空宇宙課に宇宙開発室を設置。同時に航空技術研究所を航空宇宙技術研究所(NAL)と改称し、ロケット部を設置。
東京大学生産技術研究所、M(ミュー)ロケットの開発研究に着手。
気象庁、気象ロケットの開発に着手。
5月
東京大学生産技術研究所、3段式カッパ9M型ロケット2号機を打ち上げ。

K-9Mロケット
K-9Mロケット

8月
科学技術庁、新島で初の小型ロケット打ち上げ(LS-Aサスティーナ、S-A型1~3号機)。
12月
東京大学、鹿児島県内之浦に鹿児島宇宙空間観測所(KSC)を開設。

1964(昭和39)年

3月
NHK、KDD、リレー2号衛星による太平洋横断テレビ中継送信実験に成功。
4月
東京大学、東京大学生産技術研究所ロケットグループ・宇宙科学研究者グループ・東京大学航空研究所を合併し、宇宙航空研究所を駒場に創設。
東京大学宇宙航空研究所、カッパ8L型ロケット3号機を打ち上げ。
7月
科学技術庁内に航空技術の開発部門として、宇宙開発推進本部設立。
科学技術庁、宇宙開発推進本部(宇宙開発事業団の前身)を設置。
東京大学宇宙航空研究所、L(ラムダ)3型ロケット1号機を打ち上げ。高度857kmに到達。(沿革では高度1,000kmに到達とあり、要確認)。
宇宙開発推進本部、新島でSBロケット1号機を打ち上げ。
同月中に2号機・3号機、LS-A1号機・2号機も打ち上げ。
太陽活動極小期国際観測年(IQSY)(1964年~65年)に関連して、気象庁、東京大学宇宙航空研究所との共同で初の気象観測ロケットMT-135型1号機を打ち上げ。

1965(昭和40)年

1月
東京大学宇宙航空研究所、3段式カッパ9M型ロケット3号機を打ち上げ、飛行性能テストを実施。
L(ラムダ)3型ロケット2号機を打ち上げ。高度1,040kmに到達。
飛行時間18分30秒、電離層をはじめとした10種目25項目の観測に成功。
2月
東京大学宇宙航空研究所、3段式カッパ9M型ロケット6号機・7号機を打ち上げ。
6月
宇宙開発推進本部、SBロケット4号機・5号機、HM-16型ロケット2機を打ち上げ。
科学衛星計画シンポジウムで科学衛星計画発表。
7月
航空宇宙技術研究所、宮城県角田市にロケットエンジンの地上テストのため角田支所(宮城県角田市)を開設。
東京大学宇宙航空研究所、3段式カッパ9M型ロケット12号機を打ち上げ。
黄道光の観測に成功(X線星の発見)。
11月
東京大学宇宙航空研究所、観測ロケットカッパ10型ロケット1号機(K-10-1)を打ち上げ。ロケット姿勢制御に成功。
これは科学衛星計画のための技術試験機として開発され、科学観測にも活躍した。
宇宙開発推進本部、ST-I型ロケット1号機、LS-A型ロケット3号機を打ち上げ。

ST-735-1号機打ち上げ
ST-735-1号機打ち上げ

1967(昭和42)年

1月
東京大学宇宙航空研究所、MT-135ロケット25号機を打ち上げ、MT-160型ロケット1号機を打ち上げ。
電電公社、電気通信研究所に衛星通信研究室発足。
国連で採決された「月その他の天体を含む宇宙空間の探査及び利用における国家活動を律する原則条約」に日本が署名。
2月
東京大学宇宙航空研究所、L(ラムダ)3H型ロケット3号機(L-3H-3)打ち上げ。高度2,150kmに到達。各種観測に成功。
L-3H-3発射、高度2,150kmに到達。
4月
L-4S-3ロケット打ち上げ。
※第3段が点火しなかったため、衛星にならなかった

L-4S-3機
L-4S-3機

6月
郵政省電波研究所、衛星研究開発部を設置

1968(昭和43)年

2月
宇宙開発推進本部、勝浦電波追跡所と沖縄電波追跡所の業務開始。
郵政省、通信・放送衛星研究開発連絡協議会を通信衛星開発本部に改称。
7月
種子島宇宙センター開設。
福島県原ノ町に大気球実験場移転。
9月
東京大学宇宙航空研究所、ST-160型ロケット1号機・2号機を打ち上げ。
宇宙開発推進本部、SB-IIA型ロケット9号機を打ち上げ。種子島からの打ち上げとしては初。続いて、LS-C-D型ロケット1号機、NAL-16H型ロケット1号機を打ち上げ。

1969(昭和44)年

1月
東京大学宇宙航空研究所、MT-135ロケット38号機・39号機・40号機、MT-135P型ロケット1号機、SO-250B型ロケット1号機、カッパ8型ロケット15号機、カッパ9M型ロケット24号機・25号機、カッパ10型ロケット4号機、カッパ10C型ロケット1号機、L(ラムダ)3H型ロケット4号機、S-300型ロケット1号機を打ち上げ。
宇宙開発推進本部、SB-III型ロケット10号機・NAL-16-31D型ロケットを打ち上げ。

(左)MT-135(右)L-4S-4
(左)MT-135(右)L-4S-4

2月
東京大学宇宙航空研究所、PT-420型ロケット1号機を打ち上げ。初の二次噴射による推力方向制御(TVC)の実験に成功。
宇宙開発推進本部、NAL-25型ロケット31号機、LS-C型ロケット1号機、SC型ロケット1号機・3号機・4号機を打ち上げ。
6月
宇宙開発事業団法、第61回国会で可決成立。
8月
観測ロケットS-210-1ロケット打ち上げ。南極の気象観測用としても活躍。
9月
種子島からNAL-16-1、SBIIA-9、LS-C-Dの3機のロケット打ち上げ。
L-4S-4ロケット打ち上げ。
※第3段に上段が追突し、衛星にならなかった。
東京大学宇宙航空研究所、LT-4T型ロケット1号機を打ち上げ。
宇宙開発推進本部、SB-II型ロケット11号機、LS-C型ロケット2号機、JCR型ロケット1号機・2号機、NAL7型ロケット7号機を打ち上げ。
10月
宇宙開発事業団設立。
科学技術省内にNASDA宇宙開発事業団)発足。それに伴い、宇宙開発推進本部は解消。
本社ならびに種子島宇宙センター、小平分室、三鷹分室および勝浦・沖縄の両電波追跡所で業務開始。

1970(昭和45)年

1月
東京大学宇宙航空研究所、S-210型ロケット3号機、ラムダ(L)3H型ロケット6号機、MT-135P型ロケット4号機・5号機、カッパ9M型ロケット28号機・29号機を打ち上げ。
宇宙開発事業団、JCR型ロケット3号機を打ち上げ。
2月
東京大学宇宙航空研究所、L-4Sロケット5号機(L-4S-5)を打ち上げ。4段目が軌道にのり、日本初の人工衛星おおすみ」と命名される(人工衛星の打ち上げはソ、米、仏に次いで4番目)。

日本初の人工衛星を乗せたL-4S-5ロケット
日本初の人工衛星を乗せたL-4S-5ロケット

8月
気象庁、岩手県三陸町の気象ロケット観測所で、極東地域初の気象ロケットMT-135Pを打ち上げ。
9月
東京大学宇宙航空研究所、カッパ8型ロケット16号機、カッパ9M型ロケット32号機、カッパ10C型ロケット3号機、L-3H型ロケット5号機、S-210型ロケット5号機を打ち上げ。
宇宙開発事業団、JCR型ロケット4号機、NAL7BS-81型ロケット9号機、LC型ロケット4号機を打ち上げ。
M-4S-1ロケット打ち上げ。
※第4段目点火以降のシーケンスが作動せず、衛星を軌道に乗せられなかった。
10月
宇宙開発事業団N-Iロケットの開発に着手。
11月
三陸大気球観測所の開設。