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日本の宇宙開発の歴史 1990年代

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関連情報

1991(平成3)年

8月
宇宙科学研究所、ミュー(M)3SII型ロケット6号機(M-3SII-6)で太陽観測衛星SOLAR-Aを打ち上げ、「ようこう」と命名される。
H-I-8ロケットで国内放送衛星「ゆり3号b」打ち上げ。

太陽物理学衛星「ようこう」と太陽
太陽物理学衛星「ようこう」と太陽

9月
宇宙開発事業団TR-IAロケット1号機「たけさき1号」を打ち上げ。宇宙実験装置搭載の頭胴部を海上で回収。

1992(平成4)年

1月
宇宙科学研究所が1985年1月に打ち上げた観測衛星「さきがけ」が、ハレー彗星観測のミッションを終了。正常な機能を続けているため、スウィングバイ(軌道変換技術)によって、地球付近の軌道に投入され、地磁気観測衛星としてミッションを開始。
NASAスペースシャトルディスカバリー」に第一次国際微小重力実験室(IML-1)他、宇宙開発事業団の2装置を搭載して打ち上げ。
2月
宇宙開発事業団H-Iロケット9号機( H-I-9)で地球探査衛星JERS-1を打ち上げ、「ふよう1号」と命名される。(H-Iロケット運用終了、合計9機)。
宇宙科学研究所、小型実験用有翼ロケットを打ち上げ。大気圏再突入等の実験。また、1990年1月に打ち上げた衛星「ひてん」が月の周回軌道に入る。「はごろも」(1990年3月に「ひてん」より切り離し)に次いで2番目の月周回衛星。
4月
宇宙開発事業団国際宇宙ステーション搭乗の宇宙飛行士(MS:ミッションスペシャリスト)候補者として、若田光一を決定。
7月
ISAS宇宙科学研究所)、磁気圏尾部観測衛星「GEOTAIL」を打ち上げ。
8月
宇宙開発事業団TR-IAロケット2号機「たけさき2号」を打ち上げ。宇宙実験装置搭載の頭胴部を海上で回収。
9月
日本人初の搭乗員・毛利衛宇宙飛行士第1次材料実験(ふわっと'92)で宇宙飛行(スペースシャトルエンデバー号)。

(左)SLモジュール内の全搭乗員FMPT(毛利飛行士搭乗)(右)地上に帰還したばかりの鯉(耳石のある正常な鯉)FMPT(毛利飛行士搭乗)
(左)SLモジュール内の全搭乗員FMPT(毛利飛行士搭乗)(右)地上に帰還したばかりの鯉(耳石のある正常な鯉)FMPT(毛利飛行士搭乗)
オホーツク海上空から見た千島列島と北海道(スペースシャトル[軌道上])FMPT(毛利飛行士搭乗)
オホーツク海上空から見た千島列島と北海道(スペースシャトル[軌道上])FMPT(毛利飛行士搭乗)

10月
日本国際宇宙年協議会開催。宇宙の日を毛利衛スペースシャトルで飛び立った9月12日に制定。

1993(平成5)年

2月
宇宙科学研究所S-520ロケット7号機 (M-3SII-7)でマイクロ波宇宙送電実験装置を打ち上げ、世界初の宇宙実験を実施。続いてミュー(M)3SII型ロケット7号機でX線天文衛星ASTRO-Dを打ち上げ、「あすか」と命名される。
4月
J-Iロケットの開発に着手。
6月
宇宙開発事業団H-IIロケット第1段エンジン(LE-7)の実機型タンクステージ燃焼テストに成功。
9月
宇宙開発事業団TR-IAロケット3号機「たけさき3号」を打ち上げ。日本航空宇宙工業会との共同実験。
11月
宇宙開発事業団航空宇宙技術研究所、「HOPE(無人有翼往還機)研究共同技術開発室」を開設。
12月
アメリカ・日本・ヨーロッパ・カナダの4極協議において、ロシアの国際宇宙ステーション参加を正式決定。

1994(平成6)年

2月
宇宙開発事業団、純国産ロケットH-IIロケット運用開始。H-IIロケット試験機1号機で軌道再突入実験機・OREX「りゅうせい」、H-IIロケット性能確認用ペイロード・VEPみょうじょう」打ち上げ。
航空宇宙技術研究所ノルウェー宇宙センターのアンドーヤ射場で極域の熱圏・成層圏の結合過程のメカニズムを探るS-320型ロケット22号機の打ち上げ及び観測。
7月
NASAスペースシャトル「コロンビア」に日本人搭乗員(PS: ペイロードスペシャリスト)として向井千秋宇宙飛行士が搭乗。第2次国際微小重力実験 (IML-2)を行う。

(左)トンネルを通ってSLモジュールに入る向井PS(右)軌道投入後、宇宙服を脱ぐ前の向井PS
(左)トンネルを通ってSLモジュールに入る向井PS(右)軌道投入後、宇宙服を脱ぐ前の向井PS

8月
宇宙開発事業団H-IIロケット試験機2号機による技術試験衛星VI型(ETS-VI)「きく6号」打ち上げ。
※アポジエンジン不具合により静止軌道に乗せられなかった

1995(平成7)年

1月
M-3SII-8ロケットで回収実験衛星「EXPRESS」打ち上げ。
※2段目の不具合のため予定軌道に乗せられず、衛星は地球3周目で落下した。10カ月後アフリカで発見され、再突入実験の参考資料となった。
3月
宇宙開発事業団H-IIロケット試験3号機で宇宙実験・観測衛星フリーフライヤ(SFU)と気象衛星5号GMS-5を打ち上げ、GMS-5は「ひまわり5号」と命名される。
8月
宇宙開発事業団TR-IAロケット4号機「たけさき4号」を打ち上げ。無重力材料実験に成功。

1996(平成8)年

1月
若田光一宇宙飛行士、日本人初のミッションスペシャリストとしてSTS-72ミッションに参加。宇宙実験・観測フリーフライヤ(SFU)、 スペースシャトルエンデバー号によって回収。

若田MSロボット・アームのORUからの取り外し( 提供 NASA / JAXA )
若田MSロボット・アームのORUからの取り外し( 提供 NASA / JAXA )

2月
J-Iロケット運用開始。J-Iロケット1号機で極超音速飛行実験機「HIFLEX(ハイフレックス)」を打ち上げ。
※ライザ切断により回収できなかった。
5月
宇宙開発事業団国際宇宙ステーションの日本実験棟JEM「きぼう」搭乗員候補として野口聡一を選抜。
7月
宇宙開発事業団航空宇宙技術研究所、オーストラリアのウーメラ飛行場において、ALFEX小型自動着陸実験に成功(実験7?8月)。
宇宙通信社(SCC)、「スーパーバードC」アトラス2ASロケットで打ち上げ。
8月
宇宙開発事業団H-IIロケット4号機で地球観測プラットホーム技術衛星(ADEOS)「みどり」、アマチュア衛星3号(JA昭和-2)「ふじ3号」打ち上げ。

1997(平成9)年

1月
NASAスペースシャトルエンデバー」にNASDA宇宙開発事業団)の第3回宇宙放射線環境観測実験用装置2種を搭載して打ち上げ。宇宙での実験成功。
2月
国際宇宙ステーション搭乗宇宙飛行士候補を募集開始。
ISAS宇宙科学研究所)、電波天文衛星(電波望遠鏡衛星)MUSES-Bをミュー(M)V型ロケット1号機(M-V-1)で打ち上げ。MUSES-Bは「はるか」と命名される。
8月
NASAスペースシャトルディスカバリー」に宇宙開発事業団のマニュピレーター飛行実験装置MFDを搭載して打ち上げ。宇宙でのテスト成功。
10月
三菱重工業、ボーイング社から次世代デルタロケットのエンジン部品を受注。ロケット主要部品のアメリカへの輸出は初めて。
11月
NASAスペースシャトル「コロンビア」に、土井隆雄宇宙飛行士が搭乗。STS-87ミッションに参加し、MS:ミッションスペシャリストとして、日本人初の船外活動を2回実施。
H-IIロケット6号機で熱帯降雨観測衛星TRMMと技術試験衛星VII型ETS-VIIを打ち上げ。それぞれ、軌道投入に成功し、ETSVIIは「おりひめ・ひこぼしきく7号)」と命名される。

(左)M-V-1号機による「はるか」の打ち上げ(右)船外活動を行う土井MS
(左)M-V-1号機による「はるか」の打ち上げ(右)船外活動を行う土井MS

1998(平成10)年

1月
2段式観測ロケットSS-520-1ロケット打ち上げ。
2月
H-II-5ロケットで通信放送技術衛星(COMETS)「かけはし」打ち上げ。
H-IIロケット第2段エンジン不具合により静止軌道に乗せられなかった
4月
NASAスペースシャトル「コロンビア」、「ニューロラブ」に日本も5テーマの実験を行う装置で参加。
7月
宇宙科学研究所、ミュー(M)V型ロケット3号機( M-V-3)で日本初の火星探査PLANET-Bを打ち上げ。「のぞみ」と命名される。
10月
NASAスペースシャトルディスカバリー」に日本人搭乗員として向井千秋宇宙飛行士が2度目の搭乗。STS-95ミッションにてライフサイエンス実験実施。

(左)植物実験を行う向井PS(提供 NASA/JAXA)(右)飛行服を着る向井PS(提供 NASA/JAXA)
(左)植物実験を行う向井PS(提供 NASA/JAXA)(右)飛行服を着る向井PS(提供 NASA/JAXA)

11月
宇宙開発事業団TR-IAロケット7号機「たけさき7号」を打ち上げ。宇宙実験装置搭載の頭胴部を海上で回収。

1999(平成11)年

2月
宇宙開発事業団国際宇宙ステーションISS搭乗宇宙飛行士候補者として、古川聡星出彰彦・角野直子の3名を選抜。
日本サテライトシステムズ(JSAT)の通信衛星「JSAT-6」がアトラスASロケットによって打ち上げ。

ISS搭乗宇宙飛行士候補者(左から古川聡、角野直子、星出彰彦)
ISS搭乗宇宙飛行士候補者(左から古川聡、角野直子、星出彰彦)

3月
熱帯降雨観測衛星TRMMミッションが1年以上にわたり、高精度なデータを取得。
宇宙科学研究所、日本初の再使用型垂直離着陸ロケット実験機のテストを実施。高度70m、約3秒間の浮上に成功。
11月
H-IIロケット8号機打ち上げ失敗。

2000(平成12)年

2月
M-V-4、X線天文衛星「ASTRO-E」打ち上げ。
※1段目の燃焼異常のため最終速度が足りず、衛星を軌道に乗せられなかった。
NASAスペースシャトルエンデバー」に日本人搭乗員として毛利衛宇宙飛行士が2度目の搭乗。地球観測ミッションSRTMにMS:ミッションスペシャリストとして参加して、地球の撮影を行った他、各種実験も実施。
2月
NASAスペースシャトルエンデバー」に日本人搭乗員として毛利衛宇宙飛行士が2度目の搭乗。地球観測ミッションSRTMにMS:ミッションスペシャリストとして参加して、地球の撮影を行った他、各種実験も実施。

(左)フライトデッキにいるゴーリィ宇宙飛行士と毛利宇宙飛行士(右)ロボットアームを操作する若田宇宙飛行士(提供 NASA/JAXA)
(左)フライトデッキにいるゴーリィ宇宙飛行士と毛利宇宙飛行士(右)ロボットアームを操作する若田宇宙飛行士(提供 NASA/JAXA)